トリオアンシュミネのみなさん
オーボエ:渡辺茜さん
ファゴット:金子恭子さん
クラリネット:林佳保里さん
トリオアンシュミネさんの演奏は個人的には久しぶりです。
2013年の秋のファーストリサイタル以来となりますね。
非常に楽しみにしていました。
今回はちゃんと席を確保しようと思いかなり早めにメディアシップへ。
その甲斐あって、無事席を確保できました。
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全体的に、公演はトリオダンシュ(オーボエ、ファゴット、クラリネットの木管三重奏のことを「トリオダンシュ」と呼ぶらしいです)
のオリジナルの曲だけでなく、それぞれの楽器をメインに据えた曲もあったりといろいろ工夫されたプログラムだな~、と感じましたね。
その上で、いずれの曲も木管のなんともいえない重厚というか優しい響きを堪能することができました、
またトークでも紹介があったのですが、メインのトマジさんの曲ではこういったアンサンブルでは珍しいという、
各楽器が同じ旋律を奏でる部分も多用されていたりして「お~、なるほど、こういうのもいいな~」と思わせる部分が多かったです。
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各楽器の紹介もかねてそれぞれの楽器がメインの曲も演奏されたのですが、それがソロ演奏ではなく、あくまでアンサンブルをした上で、
主役の楽器がメロディラインを担当する、というのもいいアレンジというか演出でした。
個人的にはやっぱりファゴットをじっくり聴くことがほとんどないので、やっぱり「いい響きだな~」と思って聴いていました。
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曲間のトークも3名が楽器紹介なども交えつつ、楽しい雰囲気だったのもよかったです。
クラシックのコンサートでは珍しく一部「待ってました!!」とか客席から掛け声がかかる部分もあったりもして、こんなのもオープンな会場での公演ならではかと思うのですが、それにもちゃんと、ユーモアも交えて返すあたりもお見事だな(笑)~、
なんて思いました。
久しぶりのトリオアンシュミネさんの公演、とてもよかったです。
ぜひ、セカンドリサイタルなどなどでまた演奏を聴ける機会を期待したいものですね。
(メディアシップ 20F そらの広場 無料)
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メディアシップでの「真夏のコンサート」シリーズも去年に続き2回目(今年の冬の真冬のクラシックも含めれば3回目)。
毎回素敵なメンバの公演が開催されてお客さんもかなり集まりますし、こういった公演が無料で開催されていることは非常にありがたいことです。
やっぱり新潟日報というメディアも絶大な影響力がありますし。
窓からの眺め。
トーク中
楽器の違いを説明したりして。
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会場には来週の公演のチラシも配布されていました。
来週は笠原さん、飯田さん、丸山さんの3台チェンバロですね。去年は2台チェンバロでしたから、さらにパワーアップして戻ってきますね(笑)。
曲目をさら~っと眺めていると、バッハとかヘンデルとかピアソラとかクラシック系の名前が並んでいる中で、
ひときわ目立つ(笑)「バレスタイン城」。実は私も某動画サイトで観たことがあるだけで詳しいことはわかりませんが、
それでもこういう曲をプログラムをぶち込んでくる(笑)あたりが笠原さんらしいな~、と。
もちろん、王道のバロック系の曲も楽しみではありますが、この辺の曲も楽しみにしています。