ヴァイオリン:瀧村依里さん
ピアノ :鈴木慎崇さん
による、りゅ~とぴあワンコインコンサートです。
瀧村さんはなんとなくお名前を聞いたことがあるようなないような...
という程度だったのですが、
経歴をみるとなかなかすごい受賞暦ですし、
期待していきました。
開場時間くらいに到着。
今日はやっぱりヴァイオリンのソロだし、
前の方、、、ということで空きをさがし、
2列目に座る。
まずは、
このワンコインコンサートのご担当者さんから紹介があり、
「瀧村さんは一目ぼれして公演を依頼しました」
とのこと。
期待が高まります。
拍手のなか、瀧村さんと鈴木さんが入ってきますが、
まずは、瀧村さんがお若い、、、
というか非常にかわいらしいのに意表をつかれました(笑)。
ピンク色のドレスの効果も高かったかもしれませんけど。
でも、演奏が始まると、
とっても落ち着いたしなやかな演奏。
派手目の弾き方ではありませんが、
音はとってもクリアでうっとりです。
ワンコインコンサートいうこともあり、
小品を並べたプログラムですが、
チャルダッシュや、サンサーンスの曲など、
非常に速い曲もすらすらとこなします。
で、曲間の瀧村さんのトークなのですが、、、
これがまた声も非常にかわいらしい。
なんというか癒されますね。
この演奏とギャップのよさがとっても魅力ですね。
またこのコンサートは副題に
「超絶技巧と美音」とついていたのですが、
瀧村さんご本人もこの副題を意識して、
プログラムの最後に「ツィガーヌ」とのことですが、
やっぱりすごくって「お~お見事」でした。
特に自分が印象深かったのは、
非常に高音部分(チャルダッシュの途中にもありますが)で、
ちょっと下手をすれば耳に痛くなるというか、
奥歯をかみ締めたくなるような音(汗)になってしまうことも
ありますが、、
瀧村さんは本当にぎりぎりの高音も非常にスムーズに出ているところも、
すばらしい~、と思ってしまいましたね。
これで、ワンコインです。非常に贅沢な公演でした。
個人的にはワンコインのガラコンサート向けの人気投票があれば、
間違いなく投票すると思いますね。
で、終演後、サイン会を実施する、というアナウンスがあり、
いつものようにいそいそと並ぶ。
でも、いつもと違うのは、CDがない....
あれ? と思ったのですが、
プログラムにサインをしていました。
自宅にもどってからちょいと確認したのですが、
まだオリジナルのCDは発売になっていないみたいなんですね。
また新潟で演奏をして欲しいと思いましたね。
できれば小品を並べるのではなく、フルプログラムで。
(りゅ~とぴあ 自由 500円)
いただいたサイン