古町の「イースタンマニアックファクトリィ」というスタジオで、
時々、アマチュアバンドのライブが行われているのですが、
それだけでは、なかなか行こうとは思わないのですが、
さらに今日は、小柳実さん主催のアナウンサースクールの生徒さんの
発表会も同時に行われる、ということなのですが、
それでも、なかなか行こうとは思わないのですが(汗)、
今日発表される生徒さんの中にピアニストの「小黒亜紀さん」が
いらっしゃって、弾き語りを初披露される、という情報を入手し、
喜んで(笑)、行ってきました。
いつもの癖でちょっと早めに会場へつくと、
まだまだお客さんは2~3人。
どこに座ってよいのかいまいちわからず、
ソファーみたいなやつが先頭に準備されていて、
そこが空いていたので、とりあえず座る。
そのときには後ろの方に椅子がちゃんと準備されていなかった、
ということもあるのですが、最前列ということでちょいと緊張。
まずは、アナウンサースクールのトモコさんが司会で、
アキナさん、カエデさん、そして、小柳さんの朗読。
怪談だったり、鬼平犯科帳だったりですが、
朗読の技術的なことは正直わからないところはありますが、
非常に素直で聴きやすいナレーションでした。
また、怪談を若い女性の声で聴くというのも新鮮でした。
正直、落語ではないので、
あまりに演技しすぎてもおかしくなってしまうし、
でも、登場人物を演じわけしなくてはいけないし、
その辺のバランスが難しいのかな?
と思いました。
その後、私にとってのメインイベントの
小黒さんの弾き語り。
電子ピアノの前に小黒さんが座るのというのもちょっと新鮮です(笑)。
「最後だと分かっていたなら」の詩に対して、
小黒さんが作曲したピアノ曲を演奏しつつ朗読。
正直、まだまだ小黒さんもアナウンスの勉強を始めて、
私はよくわかりませんが、技術的には改善できるところがあるのかもしれませんし、
最初、マイクの位置があっておらずうまく声が乗らなかったりとか、
ご本人にとってはミスはあったのかもしれませんが、
訴えてくるものがあるパフォーマンスだったと思います。
もちろん、元々私が小黒さんのファンであり、
ひいき目があるとは思いますが(汗)、
今回「最後までわかっていたなら」の詩の内容が持っているパワーと、
小黒さんのピアノ、そして、何よりも小黒さんの声質が非常に
あっていて、なんというか心に響いてきますね。
正直、声質というのは本人の努力ではどうしようもないところがあるかもしれませんが、
それでも自分の声質にあった演目というのはあると思います。
来月にはコンチェルトさんで改めて公演が予定されています。
コンチェルトさんではピアノも本格的なものですし、
改めてまた期待しています。
また、今後、「最後だと分かっていたなら」以外の演目で、
小黒さんのピアノ、声、ナレーションがどのように進化していくのか?
も楽しみな感じがします。
※もちろん、本職の純粋なピアノ演奏も楽しみですね。
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小黒さんの演目のあとは、
ソロ2組、デュオ1組、バンド2組、計5組の演奏。
みなさん、おじさんとか、ぎりぎりお姉さん、
とか比較的、年齢がお高めでしたが、皆さん個性あふれる演奏でしたね。
あんな風に年齢を重ねることができたら素敵だな~、と思いましたね。
(イースタンマニアックファクトリィ 1500円 1drink 付き)