05/10 大作さん、笠原さん「みんなのうたで巡る四季」総集編 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

うた(とリコーダーなど):大作綾さん
チェンバロ:笠原恒則さん

これまで大作さんと笠原さんは、
4回にわたり江南文化会館で「みんなのうた」シリーズの公演をされてきたのですが、
今回はその総集編ということで手応えのあった曲をピックアップということです。

大作さんのうたを聴くのは
去年の年末の楽路歴程の公演に続いて2回目で、
そのときにも感じましたが、
素直な声と歌唱で本当にスムーズに心地よく耳に入ってくるんですよね。

演歌でいうところのこぶし、とか、溜め、
みたいなものを極力なくした感じで、
一つ一つの音、言葉をとても丁寧に扱っている、
という印象です。

今回のような、童謡とかの曲にはぴったりだと思います。


また、笠原さんのチェンバロも安定しているし、
笠原さんのトークも好きなんですよね。

笠原さんの公演に参加したのは、
この4月、5月だけで4つめになりますね。
。。。まあ、好きでなかったらこれだけ行かないですけどね。

特に驚きなのは、上記公演は笠原さんの共演者がすべて別なんですよね。
いろいろな人、楽器でやっているのがこれまたすごいと思います。

さらにいえば来週もまた笠原さんが参加される公演がありますね。
こちらも楽しみにしています。

ただ、ここまでいろいろ書きましたが、
今回は大作さんのうた、笠原さんのチェンバロがよかったのはもちろんですが、
選曲ですよね。本当になつかしい曲を聴かせていただきました。

一部の曲は去年の楽路歴程の公演のときにも聴いたはずなのですが、
朱鷺メッセというオープンなスペースと、
燕喜館という和の落ち着いた空間という違いがあるのかもしれませんが、
今回は特にしんみりといろいろなことが思い出されました。

小さい頃「みんなのうた」を視聴していたときには
大体1回の放送で2曲放送されて、
1曲がコミカルなものでアニメチック、
もう1曲が落ち着いた曲で実写ベースの背景、でしたが、
当然ですが当時は、アニメチックな曲が好きだったな~、

とか、

そう意味では、今回の曲の中で
「コンピューターおばあちゃん」「ドラキュラのうた」「赤鬼と青鬼のタンゴ」
はまさにどストライクな選曲だな~、

とか、

特に「赤鬼と青鬼のタンゴ」は、私が一番最初にカセットテープに録音した
曲だったな~、、、それもTVの前にラジカセを置いて、タイミングを見て
録音ボタンを押す感じで...

とか、

実は「さとうきび畑」は小さいころはなんとなく、
キライ、、、というか、怖かったんですよね。
ただ、その当時は歌詞(今冷静に聴けば、結構深刻な歌詞ですが)で、
怖いと思ったのではなく、冒頭の「ざわわ、ざわわ、ざわわ」という、
フレーズが本当になんとなく怖かったんだよな~、、、

とかとか。

本当にいろいろなことを思い出してしまいましたね。

何曲かはあまりのなつかしさに一緒になって口ずさんで歌ってしまいましたが、
細かいところの間違えはもちろんありますが、歌詞って意外と覚えていましたね。
これまた個人的にはびっくりです。

いや~、なんというか本当に癒された公演でした。

(燕喜館 当日 1000円)

公演トーク中
かなりボケボケになってしまいましたが。