確か去年だったと思いましが、
「阿賀に生きる」のフィルムをデジタル化するための応援として、
いくつか演奏会が開かれて、無事デジタル化はされました。
ただ、その流れで今後も継続して演奏会をしよう!! というもの
だと思います。
今年はクラシックの公演とジャズの公演があるのですが、
私はクラシックの公演に行ってきました。
受付を済ませて、プログラムをもらい、内容を確認すると、
ベルガルモさんの公演のところに「ボレロ」が!!
ベルガルモさんは結構演奏されているようなのですが、
タイミングが悪いのかまだ聴いたことがなく、ず~っと聴きたかったのですが、
ようやく聞けることに。非常にうれしいです。
もちろん、ベルガルモさん以外も実力者ばかりです。
出演順に記載していくと、
・品田真彦さん(ピアノ)
私の印象だと品田さんは結構体の動きによる表現というか表情が
豊かな感じがしますね。私は基本的にはピアノの演奏がある場合には、
ステージに向かって若干左側(要は手の動きが見えるような位置)に
座ることが多いのですが、そうすると手、指の動きは良く見えるのですが、
表情や体の動きはいまいちよくわかりません。
次は、ちょっと座る位置を変えてみようかな、と思いましたね。
・おとかぜ(ヴァイオリン、ビオラ:佐々木友子さん、マリンバ:倉澤桃子さん)
ちょっと前に fullmoon さんで演奏した曲も含まれていましたが、
前回はマリンバのすぐ横でしたが、今回は佐々木さん側に座ったこともあり、
受ける印象が全然違いますね。
ヴァイオリン/ビオラのいい響きで気持ちよいです。
前回はカホンを目の前でたたかれてびっくりしたのですが(笑)、
今回はさすがに距離もあり、全然問題なしでした。
・中林恭子さん(フルート)、片桐寿代さん(ピアノ)
先週の「洋楽のゆうべ」でもそうでしたが、中林さんの貫禄ですね。
特にカルメン変奏曲、お見事でした。
・トリオベルガルモさん
はい、今日一番のお目当てですが、満足しました。
やっぱり「ボレロ」ですよ、最高です。
元々「ボレロ」は大好きな曲なのですが、さらにベルガルモさんでの
演奏です。
ただ、3人でどのような演奏になるのだろう?
という疑問もあったのですが、たった3人であの徐々に盛り上がっていく
感じを表現するのはすごいと思いました。
いいです。また、聴きたい(笑)。
・出演者みなさん+奥村和雄さん(バイオリン)、鈴木義雄さん(尺八)。
これもよかったですね。効果音として水が流れる音も加えつつ、
いかにも映画音楽的な表現がされていました。
今日の出演者、実力者の皆さんがおそろいで演奏するの図も圧巻でしたね。
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いや~、堪能しました。
ただ、一つ気になったのは、司会が経麻朗さんなのは理解できるのですが、
それ以外のちょっとした作業(椅子とか譜面台の移動とかも)も
ほとんど一人でされていましたね。
経麻朗さんがそういった作業をするイメージはない
(というか、そんなことさせてはいけない大物イメージ)
だったので、ちょいと驚きでした(笑)。
この演奏会は毎年継続して欲しいですね。
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あと、休憩時間中に日報の記者さんから「感想を」と求められたんだけど、
本当にあわてたし、まともなことが言えそうになかったのでゴメンナサイ、
してしまいました。情けナシ。
ただ、じっくり考える時間のある、
今なら以下のようなコメントを残すでしょうかね(笑)。
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「阿賀に生きる」という映画のために、新潟の演奏家さんたち、
クラシックやジャズも含めて協力するというのは素晴らしいことだと思います。
新潟には素晴らしい会場もたくさんありますし、Noizmなどもあります。
今後も、これらが有機的に協力しあってますます新潟の文化活動が
活発になると良いですね。
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くらいかな~。
結構、お手本になるような回答だと思うのですが(笑)。
でも、こういうのが「ぱっ」とでてこず、テンパってしまうのが、
本当に情けない。
※追記
上記、コメントですがあとから改めて見直すと「Noism」の
綴りが間違っているし、「シネウィンド」のことに
まったく触れられていないし、まだまだですねぇ(汗)