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一迅社文庫編集部のブログ

一迅社文庫の最新情報を最速で紹介……できるといいなという編集部ブログです。

新刊情報など中心に更新していく予定。

今日は編集部の話ばかりであまり話題にならないデザインの話でも紹介してみたいかと思います。

一迅社文庫のカバーって、書店さんで「変わった作り込みしてますね」って言われるんですよね。
一迅社文庫編集部のブログ-読書の時間よ、芝村くん!全面カバー
こんな風に、背表紙や裏表紙にもイラストをこんなに大きく入れてるのは一迅社文庫だけですが、この基本フォーマット、文庫全体のデザインを作ったのは「デザインユニット/コメワークス 」というところで、デザイナーは「木緒なち」というかたです。

「木緒なち」と聞いて「あれ?」と思った18歳以上のかたは、たぶん当たりです。
18歳以上向けの美少女ゲーム、とくに「ねこねこソフト」のシナリオライターで知られる木緒氏ですが、本来はデザイナーが本業なんです。
とくに、美少女ゲーム業界はゲームを入れてるパッケージ、箱が大きくものを言う業界です。
一迅社文庫のカバーデザインは、そんな業界で多数のゲームのパッケージデザインも手がけてきた木緒氏のこれまでの経験を生かして、ライトノベルとPCゲームのパッケージの要素を足してできあがっているんです。だから背にもイラストが大きく入ってるんですね。

ちなみに自身がシナリオライターでもあることから、小説の内容を自分なりに理解してからデザインするのも木緒氏ならでは。●●のゲームみたいな話、××の本みたいな話も通じますし、場合によっては初稿を読んで「こんなの追加してみました」という提案もしてもらえるので助かります。

たとえば、この『読書の時間よ、芝村くん!』のカラーページのイラストも。
一迅社文庫編集部のブログ-読書の時間よ、芝村くん!口絵
これだけだとデザインとしては今ひとつつまらないですね。
でも「楽しそうな感じにと頼むと「前にRPG作ろうとしたときに作った素材を使ってみました」と、こんな風になって戻ってきます。
一迅社文庫編集部のブログ-読書の時間よ、芝村くん!口絵2
具体的に指示を出さなくてもここまでやってくれるデザイナーさんって、編集からすると本当に助かるんですよね。

他にも数人のデザイナーさんが、基本フォーマットに自分なりの改良を加えて色々とデザインの腕を競っていますので、機会があれば奥付のデザイナー表記を確かめて、デザイナーさんごとのクセなど確認してみるのも面白いですよ(T澤)
川口士の新作ですが、少し題名を変えて
『星図詠(せいずよみ)のリーナ』になりました。

変わらずよろしくお願いします(T澤)
一部で古い情報が出てしまったようなので、訂正もかねて最新の4月も含めた刊行予定など、ちょっと公開です。
ときどき題名変更などが集中する時期があるので、こういうことがあるんですよね。

・3月 -3冊
『読書の時間よ、芝村くん!』著:西村悠/絵:ゆでそば
『タイム・スコップ!』著:菅沼誠也/絵:玉岡かがり
『ANGEL+DIVE CODEX 1. HYPERMADEN』著:十文字青/絵:青稀シン

・4月 -4冊
『放課後トゥーランドット』著:みかづき紅月/絵:有子瑶一
『星図詠(せいずよみ)のリーナ』著:川口士/絵:南野彼方 ※3/10に題名変更
『ペンギン・サマー』著:六塚光/絵:茨乃
『ゴースト・ライト』著:森野一角/絵:得能正太郎


一迅社文庫編集部のブログ-楼蘭

画像は久しぶりの登場となるみかづき紅月の『放課後トゥーランドット』からヒロインの楼蘭です。
みかづき氏得意の「サムライ、サムライ、ブシドー」系ヒロインですが刀の代わりに意外なものを持ってますのでお楽しみに。

六塚さんの『ペンギン・サマー』は言葉にならないといいますか、元ネタわかる人何人いるんでしょうね。
2月のMF文庫Jの発売日、とりあえず買った最初の一冊が全員揃って『やってきたよ、ドルイドさん2』だったという一迅社文庫ならではの一品です。百合ではないですけど。

そういえば、川口士公式blog が開設されたそうです。
日記名を募集中らしいので、皆さんぜひ応募してあげてください。

なぜ川口氏が一迅社文庫にとたまに不思議がられるのですが、だいぶ前の某イベントの楽屋に潜り込んでぐだぐだしていたT澤が、やはり楽屋に遊びに来てた川口氏と遭遇して誘ったというのが真相。
出版業界は狭いので、こういうことはよくあります(T澤)
順番的に次は『ようこそ青春世界へ!』の宣伝と見せかけて、あちらの担当が多忙なのでワープしてみたり。
ということで、今月発売予定の新刊の紹介です。

久々の登場となる西村悠の最新作は『読書の時間よ、芝村くん!』
短編連作ばかりだった作者の、初めての長編小説です。
一迅社文庫編集部のブログ-読書の時間よ、芝村くん!カバー

ある理由から本の世界に入り込み、旅をすることになった文学少女「香坂春奈(こうさか・はるな)」。
一迅社文庫編集部のブログ-■読書の時間よ、芝村くん!挿絵
事情があって彼女と一緒に旅をすることになった芝村和樹(しばむら・かずき)。
そして、和樹の幼なじみで10年ぶりに再会したばかりの早崎夏耶(はやさき・かや)。
一男二女と一匹が繰り広げる異世界旅行ファンタジー。今日の冒険はどの本か、そして和樹君は春奈と夏耶のどちらを選ぶのか。

一迅社文庫編集部のブログ-■読書の時間よ、芝村くん!口絵
異世界冒険ということで、衣装も色々凝ってみました。

こんな挿絵もイラスト担当のゆでそばさんの強い要望でいくつか入ってますと、ちょっとだけ。実物は本を買ってのお楽しみです。
一迅社文庫編集部のブログ-挿絵2

さて、次回の更新では、あまり表には出ることのない文庫デザインの話とかできればなと密かに思ってます。
(T澤)
はじめまして。一迅社文庫の最下っ端、H田です。

さてさて、先月20日に発売となりました、瑞智士記が送る百合ノベル『あまがみエメンタール』、おかげさまで、「あまがみってレベルじゃねーぞ!」など、一部で大好評を頂けておりまして、大変にありがたい限りです。
全寮制お嬢様学校における、女の子二人の昏く深い絆の物語。まだの方は、ぜひぜひお手にとってご覧くださいませ。

一迅社文庫編集部のブログ-あまがみエメンタール

一迅社文庫編集部のブログ-あまがみ本文挿絵

2番目のイラストは、一部で人気のキャラ、綺南ちゃん。主人公・心音のブラジャーに興奮して我を忘れてしまう困ったさんです。

百合はいいね、いいよねー(もぴゅーん)。(H田)