千の魔剣と盾の乙女好評重版中+6巻はとっくに発売中 | 一迅社文庫編集部のブログ

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新刊情報など中心に更新していく予定。

先日は、瀬尾つかささんや川口士さんらと、色んな種類の蜂蜜酒の飲み比べなどしていたT澤です。
お酒大好きな瀬尾さんが、「この酒、うめぇー!」とあっという間に一番気に入ったというポーランド蜂蜜酒を飲み干し、立て続けに瓶を空にしてたのはさすがでした。
ちなみに今回は川口さんのパソコンのテキストデータを見て「僕より先に書いてて、なんで○ページしか書けてないの!」という前回とはちょっと違う説教アワーがあり、私の代わりに原稿催促してくれたのでちょっと得しました。

さて先月千の魔剣6巻の紹介をし損ねているうちにもう4月の新刊間近になっていたので、慌ててご紹介……の前にいくつかお知らせです。

本題のお知らせ第一弾。

『千の魔剣と盾の乙女』シリーズですが、おかげさまでもう既に何度か重版はしていますが、またまた在庫が足りなくなっているため、まとめてドーンと重版中です。
2巻と3巻が見つからない、1巻が注文したけど待ち期間が長いなどご迷惑をおかけしていた読者のかたもいらっしゃったかと思いますが、重版ができ次第、すぐに改善するかと思いますので、もしよければいまのうちに注文入れておいていだたければ幸いです。

千の魔剣と盾の乙女 (一迅社文庫)/川口 士
¥670
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本題のお知らせ第二弾。
もうとっくに発売中の6巻の内容紹介を。
千の魔剣と盾の乙女6 (一迅社文庫)/川口 士
¥670
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■あらすじ
魔王を封じた魔剣クラウソラスに匹敵する力を持つとされる、伝説の魔剣ガラドボルグ。魔王とともに封印された勇者サーシャを助け出すためガラドボルグをほっする
バルトゥータスは、魔剣を守護する精霊たちの試練を受け、その最中にニーウと出逢った事件のことを思い出す。
時を同じくして、ロックの故郷へと向かう船旅の途上、ナギにせがまれたエリシアとフィルもロックとの出逢ったときの出来事を語っていた……。

ということで、千の魔剣シリーズ初の過去話の連作になっています。

バルトゥータスの話は、千の魔剣シリーズの初期プロットの1案。バルトゥータスが主人公だったときの話を元に、しかしそのままやると矛盾してしまうので、現在の千の魔剣シリーズに合うようにしたバージョンです。4巻の時の口絵カラーマンガ、あの頃のバルは酷かった……というニーウさんの過去話ともリンクしています。

フィルとロックの出逢ったときの話は、ロックが主役の第2案プロットを採用しアシオさんも交えてキャラの掘り下げをしていたときに出た、フィルの過去話をちゃんとまとめたものです。
なにんでフィルは一人暮らしなのかも含めて、実はこういう理由でした+ロック一行で唯一の素質Sの理由が明らかにと。

エリシアとの出逢いの話もやはりエリシアの性格とかまとめるうえで初期に川口さんから聞いた話などをもとに、あらためて形にしたものです。
実はエリシアからの第一印象はとても良かったのに、それを裏切ってしまったロックというまあ一巻に繋がる話。

という感じで、いよいよ近づく魔王戦を前にしたターニングポイントかつ伏線もたくさん盛り込んだ巻ですので、ぜひ買って読んで頂けると幸いです。

先日はお知らせした『千の魔剣と盾の乙女』ができるまで
では、上記よりももう少し踏み込んだ作品世界の話などをする予定ですので、興味のあるかたはふるってご参加いただけると幸いです。

追加告知
今月発売の比嘉さんの新作『覚えてないけど、キミが好き』の発売を記念して、
覚えてないけど、キミが好き (一迅社文庫)/比嘉 智康
¥670
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比嘉智康スペシャル・インタビューなどを先日にやりました。
比嘉さん、これまでインタビューに答えたことがないので本邦初公開、これが比嘉智康だ、みたいな内容になってます。いまテープ起こしをしてもらっていて、発売日の20日くらいにどこぞで公開される予定ですので、比嘉さんファンの人はお楽しみにどうぞ。
これについては、公開日にあらためて告知します。