三月分の刷りだし見本も上がりました | 一迅社文庫編集部のブログ

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『千の魔剣と盾の乙女』のオビは3月は前振り、6月が本番、そして9月がそういう手もあったかというコンボです、とハードル下げておくT澤です。
一部で出ている5月の新刊情報なるものですが、相変わらず不完全版なので参考にしないでくださいとコメントしておきますね。

さて「T澤が仕事用に使っている液晶ディスプレイは、アリスソフトの巫女好きプログラマー妹尾さんから安値で譲りうけた由緒正しいものなんですよ」とか書いたら、曲解されて『千の魔剣と盾の乙女』が18禁にょゲーム化決定というデマに化けないかなーと言ったら周囲に呆れられました。

さて、届いたばかりの刷りだし見本セットです。
『千の魔剣と盾の乙女』は表紙キャラがナギなので、黒髪が映えるように背景は夕焼け。
『魔導書が暴れて困ってます。』は冬菜のチラリズムにしてみました。

見本セット

文庫はカバーや本文のDTPデータを入稿したら次は色校や青焼きと言われる段階で色の調整や版のズレ、致命的な間違いがないかを確認などしていきます。
刷りだし見本は、その最終段階。こんな風に印刷するからね、というカバーや本文を実際に刷ってみた最終段階本です。
しかし、それでも本来ならあり得ないはずの事故が起きてることもあるので、意外と気は抜けません。1月の『この家に~』も上がってきたカバーが色校と色が違うというトラブルが起きて間一髪のところで緊急連絡→修正をかけていたりします。

そのため、たまに1年何冊編集した~という話をする編集者のかたもいますが、社によってどこまで編集者が手を出すかが違うため、むしろその人がどこまで編集作業をしているかのほうが気になったりもします。

というわけで、今週からぼちぼち『千の魔剣と盾の乙女6』と『魔導書が暴れて困ってます。2』の情報公開開始です。千の魔剣も魔導書も、もう次の巻の準備が始まってますけどね(T澤)