今月は、一迅社文庫大賞でデビューした水上さんの第二作がいよいよ登場!
〆鯖コハダさんのイラストにしたと担当のK井さんに聞き、「新人賞作品らしく帯は他の作家さんに、たとえば『星刻の竜騎士』で〆鯖コハダさんとコンビ組んでる瑞智士記さんとかどうでしょう?」と言ってみたところ、瑞智さんにも後に快諾頂けて実現しました。
ということで、瑞智士記推薦マーク付きの『エクトレイヴ! 彼女と俺の黙示録』も今月はよろしくお願いします。
そして、こちらは瀬尾つかささんの『征王の迷宮塔2』です。
- 征王の迷宮塔2 (一迅社文庫 せ)/瀬尾 つかさ:作 基井 あゆむ:絵
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2巻をやるにあたって「迷宮塔の頂上で待っていたのは何にしようか」が一番の議題だったので、それを帯にしてみました。典型的にストレートなファンタジーらしい帯ですね。
でも、ページをめくって最初に出てくるのは不思議なカエル村の話なんですけどね。どういうものかは、明日の試し読みPDFを楽しみにお待ち頂ければと。担当編集がこういうことを言うのもあれなんですが、カエル村のエピソードは冒頭からとても楽しくて瀬尾さんからもらった原稿を読んでるときに何度も笑ってしまいました
そして、これが川口士さんからすごくあれこれ言われた『千の魔剣と盾の乙女4』の帯。
- 千の魔剣と盾の乙女4 (一迅社文庫 か)/川口 士:作 アシオ:絵
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4巻はやたらと、嫁が、嫁が、愛人が、という話がたくさん出てきたので、それを帯にしてみたんですが、
「もっとカッコいい帯が良かったのに!」
「(上の迷宮塔2の帯を見て)瀬尾さんいいなー、僕のこれにしてくださいよ!」
とか散々に言われました。
千の魔剣と盾の乙女シリーズは本編のシリアス度合いが高いほど、帯はコメディ寄りにしたくなる感じです。
というわけで、今月の新刊の試し読みPDFは木曜日中に公開予定ですので、みなさん、明日もこちらのブログをチェックして頂けると幸いです。(T澤)