前回からの続き・・・第4話
夏頃から、訪問頻度は増え始めた。平日の日中は他の企業との兼ね合いもあり、平日の夜と休日の日中に訪問し、公開準備の状況を完全に把握しようとしていた。
また、会社側も公開引受部、引受審査部との信頼構築及び向上するために、書類提出の期日をきっちり守り、引受審査部の質問による回答も迅速に行ってくれた。
こうした地道な動きは、ボディーブローのように効いてくる。なぜなら、期日に正確な書類が出てくることは、上場後の開示体制も問題ないという印象につながる。
企業側の努力も実り、真夏には、上場申請は問題ないと、社内ではオーソライズされた。
公開引受部からも、そろそろ申請後のスケジュールを会社側に提示すると言われ、ホッとした。
スケジュール提示
会社側にスケジュールを提示に、上席者と同行した。
社長は笑顔を魅せながら、喜んでいた。
小職も社長との約束が守れそうになったので、少し安心した。
主幹事証券との信頼構築において大事なことは、期日に正確な書類を提出したり、企業側からでた年度予算が月次でその通り、業績数値が出ることを続けることである。
次回・・・「一転暗躍」こうご期待!