FXの説明 | 元証券マンのIPO日記 株ときどきFX

FXの説明

FXとは


今流行のFXとは 「Foreign Exchange」 の英語の略であり、正式には 「外国為替証拠金取引」 と言われているもの。



ドル、ユーロ、ポンドなどの外国通貨(為替)と、お手持ちのお金(日本円)とを交換することによって売買を行います。
その際に発生した 「為替差益を目的とした投資法」 です。

用意が必要なものは、お金、銀行口座、ネットに接続出来るパソコンだけでOKです。
携帯でのお取引可能なFX業者さんも多く、外出先でのお取
引が可能になっています。
インターネット操作が出来る方なら、あとはお取引の操作画面に慣れるだけです。

どのような投資法があるのか、また簡単な計算式もご説明します。


既に外貨預金をされている方も多いかも知れませんので、FXと外貨預金との違いも説明します。

FXには以下の2通りの方法の投資方法があります。




1 為替差益による投資方法
 

例えば、

 A.1ドル=100円の時に購入します。

 B.1ドル=101円に上昇しました。

 C.その時点で売ります。

 D.1円儲けました。

これがFXなのです。

この逆に、1ドルが99円に下落すれば、1円の損失が発生することになります。
当然、儲かる時もあれば損してしまうこともあります。

この損益から取引コスト(スプレッド、あるいはスプレッドを含めた手数料)が差し引かれます。
ドル/円を例にすると、ほとんどのFX業者さんでスプレッドは5PIPS(5銭)以下と言う、非常に安い取引コストで売買が可能になっています。
よって、儲けた場合は 「実質 0.95円(95銭)の利益」 なる訳です。

一般の銀行で取り扱っている 「外貨預金」 において考えてみましょう。
為替相場は秒単位で変動しているのですが、外貨預金においてはその日の午前中のある時点でのレート 「仲値」 と言われる基準に基づいて計算されています。
よって、その時点で1日の価格を決められてしまい、その後に変化する為替相場の変動におけるチャンスが発生しても、掴むことが出来ないのです。

そして、取引手数料について考えてみましょう。
同じドル/円を扱った場合、一般の銀行で取り扱っている外貨預金では、片道手数料が約1円(100PIPS/100銭)に相当してしまいます。
すなわち、
取引手数料において 「ドルを買って、やがてそれを売る時になると、往復で約2円(200PIPS/200銭)ほど」 を差し引かれてしまう形となる訳です。

いかにFXでの投資法が安い取引コストで可能になるのかお分かり頂けると思います。

ここで、疑問に思われる方がいると思います。
「100円賭けて、たかが1円だけしか儲からないの?」
確かにたかが1円ですが、されどこの1円がFXにおいては大きな利益となるのです。(実際になっています。)

この割合からすると、1万円儲けるのに(1ドル=100円)×10.000倍=100万円の予算が必要になってしまいます。
そこで、FXならではの 「レバレッジ(テコの原理)」 と言われる方法が利用出来るのです。
さすがにこのレバレッジを効かせても100円の予算で100万円を動かす為の、1万倍の倍率まではご用意されていませんが、通常100倍程度まではテコの原理で上げることが出来ます。

よって1万円の予算で100倍のレバレッジを利用し、100万円の資金を動かすことが出来るようになれば、1円の変化はどのようになるのでしょうか?

100円が101円に上昇すれば、100倍(1ドル100円の100倍である予算1万円)とレバレッジ100倍率の双方を掛け合わせた、合計1万倍によって1円の上昇は 「10.000円」 の利益となる訳です。
2円上昇すれば同じ公式を用いて 、
100倍(1ドル100円の100倍である予算1万円)とレバレッジ100倍率の双方を掛け合わせ、さらに2倍の 「20.000円の利益」 が出る訳です。


通常、FXにおけるお取引では、基本的に1万単位のお取り扱いになっています。
(1ドル=100円) × 1万単位 = 100万円
が必要になる訳です。


「レバレッジ」 が100倍においてお取引をする場合、
テコの原理を利用し100倍に増幅してくれるので、1万円でドル/円を1万単位である100万円を取り扱うことが出来るのです。


よって、ドル/円が1円上昇すれば100万円から101万円となり、1万円も儲かる訳です。
「レバレッジ」 がさらに高くなり200倍に増幅してくれると、100万円を取り扱うのに1万円の半分である5.000円で100万円のドル/円を動かすことが出来るのです。



2 スワップによる投資方法


スワップポイントとは2種類の通貨間の金利差によって生じる差額のことです。
金利の高い通貨と金利の低い通貨を組み合わせることで、その金利差が毎日受け取れるものです。
毎日計算されて増えていくので、この点も外貨預金とは異なっています。
銀行の金利のように自然に通帳に貯まっていくようなもので、これを楽しみにFXを行っている方も結構多くいます。


(注)ただし、この金利差が逆転した場合には、スワップポイントの支払いが生じます。


高金利通貨の代表である 「豪ドル(オーストラリアドル)」と、低金利通貨の代表である「円」の組み合わせは有名です。
この組み合わせの名称を 「豪ドル/円(ごうどるえん)」 または 「豪/円(ごうえん)」 と言います。

例えば、
下図のように、日本人に最も身近な 「ドルと円(ドル/円)の組み合わせ」で見てみましょう、
低金利通貨の0.5%の日本円(売り)で、金利3.0%の米ドルを買うと、その金利差 2.5%の恩恵を受取ることができます。

では簡単なスワップポイントの計算です。
1ドル=100円として計算した場合、1万通貨購入で2.5%の金利とは毎日どの位の金額が受け取れるのでしょうか。
(1ドル=100円)×10.000通貨×金利差2.5%÷365日=毎日 約68円
となります。
金利と為替相場に変化がないと仮定すれば、10.000円の投資に対して、この金額が毎日に発生し貯まっていく楽しみが沸いてくる訳です。

FXは土・日を除いて24時間眠らないマーケットです。お好きな時間(月曜早朝~土曜日早朝)までお取引が可能です。

世界中の主要都市に24時間眠らないインターバンク市場が存在しており、それらがネットワークでつながっていることから、私たちはパソコンで証券会社のサーバーにアクセスするだけで気軽に世界中のネットワークに参加出来るようになっています。
株式市場などのように、朝から夕方までと言ったような取引時間に制限はなく、24時間自由気ままに自宅や外出先で携帯を使用してお取引が出来ることは、FXの最大の魅力でもあります。



通貨ペアの種類例


▼主要通貨

▼主要通貨

米ドル、ユーロ、日本円等
いろいろな決済通貨として使用されることがり、他通貨に比べ取引量の多い通貨です。
基本的な主要通貨となるものに「米国のドル」があります。
ドルは世界的な 「基軸通貨」 と言われるものです。

▼高金利通貨
英ポンド、豪ドル、NZドル等
スワップポイント(スワップ金利)獲得の為に円などの低金利通貨を売り、これらの高金利通貨を買う 「キャリートレード」 があります。

▼低金利通貨
日本円、スイスフラン等
低金利の通貨の代表で、比較的売られやすい傾向の通貨となります。

▼資源国通貨
豪ドル、NZドル、カナダドル等
原油価格をはじめとした、資源価格と連動する傾向があります。市場が狭いので、相場が大きく変動しやすい傾向にあります。

▼マイナー通貨
南アフリカランド等
主要通貨と比べて取引量が少ないことから不安定な相場変動となることもありますが、新興国ならではの高金利通貨の一つです。