そんな時でも一緒に連んでくれる仲間がいた。
僕と一緒にいる事で、イジメの標的になるのにだ…
でも、僕にはとてもありがたかった。
そいつらは、今まで僕が連んでいた奴らに比べると、何処か人間臭さを感じた。
3年になった、晴れた春の日。
僕は教室の窓から脱け出し、春を探しに出かけた。
ポカポカの陽射しを浴びながら、ブラブラと歩く…なんて気持ちがいいんだろう。
タンポポや土筆を見つけた。
どんな春を見つけたかったのかわからなかったけど、気付いたら隣の学区の中学校まで来ていた。
小学校まで一緒だった、友達がこの中学に通っていると知っていたけど、授業中だし、あうこともないだろうとグラウンドから校舎を眺めていると、体育の授業でマラソンをやっている。
グラウンドを出て学校の外周を回っている様だ。
「おーーい!何やってんだよ!」
と叫ぶ声がする。
声の方向をみると、あえると思ってなかった、友達だった。
「もう、終わるから、ちょっとまってて!」
と言って走り去って行った。
どうせ暇だし、帰りたくもなかったから、そいつを待つことにした。