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弦を全部外すのにかかった時間は、役1時間半。
それを3分で早送り・・・
弦を外す事で一番大事なことは、チューニングピンが刺さっているピン板に熱を持たせないこと。
チューニングピンは100kg前後の弦の張力を支える強力なトルクで締まっているので、いきなりグルグル回すと摩擦熱でピン板がダメになってしまいます。
それを避けるため、最初は1/4回転を数回。
弦で緩んだら切って外して・・・

弦を外してからさらに休む事なく1/4回転、1/2回転、1回転、2回転・・・と約2時間。
それを3分40秒で早送り・・・

この後はフレームをネジを外しホイストで吊って外し各パーツのクリーニング。







全く関係ないのですがグランドピアノピアノのオーバーホールが入ると、なぜか底板の修理が発生する石原楽器工房。

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底板
ピアノの底の板が湿気でやられてボソボソだったので交換します。
そもそもこのピアノ、買取で引き取って来たのですが、底板がこんなんなので業者に流そうと考えていたのですが・・・
底板以外は健全なので、3月末のイベントでストリートピアノとして陽の目を見る事となり修理する事となりました。

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新しい底板は耐水ベニア18mm
キャスターと足の無いタイプのピアノなので、転倒防止に敷板をネジ止めしてあります。

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月末のイベントでは、ステージ代わりの台車に載せて演奏されるので、多くの人の目に触れるでしょう。(交換した底板は全く見えません)





うちは個人経営なので、普段から1人での作業がほとんどです。
グランドピアノの工房への搬入も搬出もほぼ1人で作業しています。

このピアノはYAMAHAG3 オーナーはジャニーという名古屋のJazz Live Houseで、2004年から毎月1回調律に伺っていたお店です。10年くらい前からオーバーホールの話はあったのですが諸事情でやっと工房へ入れてのオーバーホールとなりました。
役1ヶ月の修理期間でハンマー、チューニングピン、弦を交換して、ステージですぐ使えるようメンテナンスする予定です。
ピアノと温度と湿度
今までの経験からのお話で、100%正しいかはわかりませんが、参考にはしていただけるかと思い掲載します。
(10℃以下とか40℃とか極端な環境は例外となります。)

温度が上がると調律のピッチは下がります。
10℃上がると1Hzくらい下がります。
ピアノの温度変化とほぼ同時に変わります。

湿度が上がると調律のピッチは上がります。
どれくらいでどれくらいかは未検証ですが年間で2~3Hz変わる気がします(環境により様々)
湿度変化に対し3日遅れくらいで変わる気がします。

これを日本の一般的な気候に当てはめると・・・
夏: 気温が高くピッチが下がる、湿度が高くピッチが上がる。
冬: 気温が低くピッチが上がり、湿度が低くピッチが下がる。
上手くいくと年間を通して安定したピッチになるわけですが、鉄筋のビルやマンション、最近の高気密高断熱の家はちょっと事情が違うようで、年間を通してピッチが2~3Hz上下するようです。
そこできちんとデータを取ってみたくなり・・・

温湿度計データロガー
(温度湿度を一定時間で連続的に記録すること)
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1台買ってみたところポータブル温度湿度計としては、中々の性能精度だったので追加で2台買ってみました。


まず1台、設置場所はジャニーのピアノの譜面台の下。
温度と湿度を30分ごとに保存するよう設定。
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Bluetooth接続してiPhoneでデータの閲覧が可能
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一ヶ月分のデータを確認すると・・・
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日時が合ってないので検証がイマイチしづらい。年間を通してデータとピアノのピッチや狂いをチェックすると色々見えてくる予定です。

もうしばらくテストしてみます。
製品情報は↓



音響仲間(自分以外は音響専門家。普段高級PAスピーカーを使われてる方々。)に無理を言ってお願いし、10万円以下スピーカーを持ち寄って、某所で試聴会をやってみました。

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外側から
ElectroVoice(石原持参)
TX1152 TX1181
SX300
ZX3-60
ZX1-90

QSC (T氏持参)
E12

YAMAHA(H氏持参)
DXR10
DXR12

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卓はRoland M-200i+S1608
アンプYAMAHA PC3300N
みんなセンターで聴きたいので1列に並んでます。

EQ無しで、I氏持参の音響測定ソフト「スマート」で位相と周波数特性をチェック。
MD-CD1からのCDでサウンドチェック。
しながらEQでの補正。また試聴。

感じ方は人それぞれなので、自分なりのレビューを投稿します。

最後に聴いたCODAの6インチ+TX1181が一番良かった。(ネタかも!?)
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QSCのE12なかなかいい音で持参のZX3を売っぱらって買い換えようか迷うくらい。

YAMAHAは位相が綺麗で音楽的まとまった音でちょっと羨ましい。12より10の方が綺麗な感じ。

意外にもZX1が大健闘!フットモニター用に買ったんだけどフロントでもなかなか使える感じ。

TX1152 は、単品でもやはり余裕がある音楽的な音。1181追加でさらに素敵。

さらにスマートで測定しながらチャンデバの再設定。結果自分の耳でしていた設定と同じになり一人で満足していました。

今回は300席くらいの小ホールだったので次はもっと距離がある大ホールや野外で聞き比べをしてZX3の本領をチェックしてみたいところです。

新品で買った物や、ヤフオクで手に汗握って落札した物や、条件もいろいろでしたがいろいろ勉強になり、ますます自分の機材に愛着がわきました。

SX300からワンランク上のスピーカーにグレードアップを図るために企画したんですが・・・

答えはなかなか出ませんね。