注目のスペックですが、特筆すべきものをピックアップ。
・メールが複数アカウントに対応
・前面カメラ搭載
・ジャイロスコープセンサーが内蔵。
・画面解像度が960×640ピクセル 326ppi(3GSは320x480)
・Apple A4チップを搭載
・バッテリーが強化
(3Gのインターネット最大利用時間が6時間へ強化し、オーディオ再生時間も10時間プラスの最大40時間へ。)
前面カメラはUstreamをはじめとした、動画配信市場をにらんでのことでしょう。おそらくフェイストゥフェイスで電話をさせるのはもちろんですが、iPhone一台でUstreamができるというところに商機を見いだした感じです。
また、画面解像度が高いのも注目点です。これだけの解像度があれば、h.264などの高画質オープン規格動画でも余裕で再生することができるのではないでしょうか。またフルブラウジングもサクサク行けそうです。
さらに、バッテリーの持ち時間が大幅強化されている点も好感が持てます。おそらく、今回のiPhone4では、これらの基本機能を充実させてスマートフォンがガラパゴス的な、いわゆる「電話」にもリプレイスしていくイメージなのではないでしょうか。
▼SIMロック解除は実現されるか
さて、これでスマートフォン市場はAndroid2.2とiPhone4のがぶり四つ体制に突入します。
心待ちにされるAndroid2.2も現行の2~5倍の処理速度という驚異的な能力が噂されているので、OSとしての魅力はトントン。となると注目はハード面とデザイン、ステータス感、そして何よりいつSIMロック解除版が登場するかということです。
iPhone発売当時、まだ様子見感が強かった日本市場で、孫正義率いるSoftBankが類い稀なる営業努力を発揮し、ガラパゴス全盛の日本にiPhoneを浸透させました。かつて、光通信と協力して日本中でモデムを押し売り的に配りまくり、ADSL回線を普及させた力をフル動員した結果です。
その努力はApple社も認めるところのはず。その証拠に、満を持して発売されたiPadは、発売前からユーザーはもちろん通信各社からもSIM解除の声があったにも関わらず、SoftBank専用端末として販売されました。これは一種のAppleからSoftBankへの恩返しと考えられます。
しかし、サードパーティーやキャリアが寄ってたかって高性能端末を用意できるAndroidと違い、向こう数年新型iPhone4で売っていくということを考えると、早期にSIMロック解除して他キャリアでも戦える土壌を作らないと、Appleは日本で戦略上多大なリスクを負うことになります。逆に、いち早く対応すれば、Android陣営に大きな揺さぶりをかけることが出来ると思われます。SIMロック解除の流れはもはや止められないので、オープン端末であるiPhoneもいつかは対応しなければいけません。なら、いつだ?と。
6/24のタイミングで発売ということなので、まだ各社との調整も出来ていないでしょうから、最初はソフトバンクで発売ということになるでしょう。しかし、どのタイミングでSIMロック解除化するのか?SIMロック解除化はユーザーが待てるだけのタイミングでやって来るのか?そこが日本におけるスマートフォン戦争の肝になりそうです。
個人的な気持ちとしては、発売直後からiPhone SIMロック解除 で発売してほしいなと。iPadでハゲへの恩返しは済んだんじゃないですか?