前回ウエーバーで手網焙煎をした時には終了後に焙煎したのですが、これって始める前にやったらどう?と思って試してみました。
終了後にやると片付けまでに時間が掛かりますが、始める前なら少し早めに火起こしすれば片付けも影響ありません。
最近、火起こしが面倒なのでこのチムニースターターを使っているのですが、このチムニースターター、火をつけた着火剤の上に置いていれば後は放置プレーで火が置きますので、この放置状態の暇な時に焙煎すれば時間も無駄がないのでは?と思った訳です。
思い付いたらすぐやってみたくなる性分なので、やってみました。
チムニースターターの上の火力って圧倒的なので焙煎は短時間でした。
焙煎器から落ちたチャフは殆どはそのままコンロへ落ちて燃えてしまいますが、周囲にも飛び散りやすいので気をつけて下さい。
この手網焙煎器、非常に使いやすいのですが、どの焙煎器もそうなのかもしれませんが、豆を冷却の為にザルに移す時に溢れやすいんですね。
特に相手がこの焙煎器の直径よりも小さいザルとかだと尚更です。
ふと思い付いたのが、ザルでは無く紙袋へ入れる方法で、焙煎した豆を一旦紙袋へザッと流し込んで、上からドライアーで冷風を送って紙袋の中で揺すって冷却してみました。
ザルに入れてドライアーの風を掛けると、焙煎後は豆も軽くなっているので、豆が飛んだりするのですが、これだと冷風が袋の中へ送り込まれて揺する事で豆への風当たりも良いですし、ザルで遠慮がちに風を送るよりも温度も下がりやすく、軽いチャフだけが袋から飛び出しますが、豆は飛び散る事がありません。
自分は自宅でバーベキューをしているのでドライアーが使えますが、バーベキューなら「うちわ」くらいは持って行っている筈ですから、子ども等がいれば1人はうちわやドライアーで風を送り一人は袋を持って揺すると言う様に2人でやると楽しいかも?
冷却する時間もザルよりも早いですし、ある程度冷えたら、袋からザルへ流し込むのは紙袋からなので焙煎器よりも楽です。
仕上がりはこんな感じで、チムニースターターかなり火力が強いので加減は難しいかもしれませんが、焙煎は上手く行っていると思います。
コツとしては、最初はあまり近付けずに、5分程度は水分を飛ばす事を考えてて、ある程度乾燥したら近付けて一気に焙煎すると言う感じですかね。
チムニースターターの場合、火力の範囲がカセットコンロ等よりも広いので、ムラが出難い感じがします。
注意点ですが、このチャコールブリック、写真の様に未だ黒い部分が残っている状態だと、普通の木炭よりも煤が出ます。
その状態だと煤が豆に付きそうな気がしますので、火がある程度安定して煤が出なくなってからやる方が良いですね。
自分の場合、チャコールブリックは使用後に綺麗に灰になりやすいのとあまり炭臭くならないので使ってますが、チャコールブリックでは無く木炭を使ってもと良いと思います。
備長炭はチムニースターターでも中々火が着きにくいのですが、普通にホームセンターとかに売られている木炭は簡単に火が着きますし、その辺りはお好みで。
何れにせよ、チムニースターターを火起こしに使うのはおすすめですし、火起こしも楽でその火力で焙煎も出来て一石二鳥です。
まあ、多少煤が付いても、ペーパーフィルターの場合、ある程度フィルターされると思いますし、直後に飲んでみましたが、普通に美味しかったです。
その後は普通にバーベキュー♪