自分が一人旅をする時は、基本素泊まりです。
夜に外で食事をする場所が無い様な田舎の温泉宿等は朝夕付きにしますが、街中のビジネスホテルだったりする場合は素泊まりのプランにして夜は外で好きなものを食べて、朝はヨーグルト等で簡単に済ませたりします。
ただ、その場合不満なのが朝に淹れたての美味しい珈琲が飲めない事です。
ホテルによってはセルフで珈琲を提供している所もありますが、必ずあるとは限りませんし、取り敢えず飲めれば良い的なものだったりします。
最近、県外のオーケストラへ参加したり、チェロアンサンブルへ参加する等で一人旅が多いので何か良いアイデアが無いかと思って、思い出したのが、キャンプ用で昔買った折り畳み式のコーヒーフィルターです。
これはもう販売されて無いのですが、折り畳み式でペーパーフィルターを入れれば使える物で、形状含めて中々スグレモノだと思います。
これが良いのは、最近売られている枠だけの折り畳み式と違って、一般的なドリッパーと同じ様に3個の穴が空いていてそこから珈琲が落ちる様になっているので、蒸らしが出来る点です。
ペーパーフィルターを受ける部分は取り外して洗う事が出来ます。
まあ、これがあれば粉でも良いのですが、我が家では、もう何年も前からミル付きのコーヒーメーカーを使っていて豆しかありませんし、やはり豆から挽いた方が美味しいです。
これに、携帯出来るミルがあれば、家と同じ様に豆を持って行くだけで挽きたての美味しい珈琲がホテルでも飲めます。
で、旅行へ持って行けるミルを色々検討して手に入れたのがこれです。
アマゾンで39%引きでした。
これの良いのは手挽きと電動を使い分ける事が出来る事です。
検討した当初はこれが最有力候補でした。
これは一体物で、フィルターやカップさへ不要と言う物で、機能的には旅行等には丁度良いのですが、選ばなかった理由は3つ
1)電動しか無い
電動ミルと言う物を使ったことが無いのですが、自宅で使っているミルは結構な音がするんですよね。
どの程度の音がするのか不明で、又、挽くのにどの程度の時間掛かるかと言うのも不明だったので、動画等を見ると、結構な時間掛かる様です。
ホテルとかで壁が薄いと長い時間ガーガーやっているのはお隣にも迷惑ですよね。
2)フィルターがステンレスフィルターのみ
ステンレスフィルターと言うのは粉が落ちる事もある様で、イマイチ加減が良く分からないのと、下のマグカップへ入れている状態がかなり下の方まで入っているのでコーヒーが浸ってしまいそうな感じがします。
3)大きい
カップ付きの為だと思いますが、直径が太くて縦も結構長く、旅行へ持って行くには大きくて重いと思いました。
反面、スマートGは名前の通り直径も細く、電動と手動と別に使える為、場合によっては手動のみ持って行く事も出来ますし、電動部分を持って行くとしても本体と別れていますので、キャリーにも入れやすいと思います。
音に付いてはどの程度か不明ですが、うるさいなら手動でやれば良いですし、当初は手動部分のみ買って後から必要なら電動部分を買おうと思いましたが、Amazonで安かったのでセットを買いました。
これは手挽きの状態。真ん中のゴムの部分は使わない時にハンドルを挿す為の物ですが、挽いている時の手掛かりとなって良いですね。
最低限このセットと豆があれば美味しい珈琲が飲めます。
何とも軽量コンパクトなのでソロキャンプでも良いですね。
電動部分はハッキリ言って電動ドライバーの本体です笑
電動部分を使う場合、手挽きハンドル用の蓋の代わりに電動用のアタッチメントを取り付けてここへ挿入します。
実際に使っている様子は公式の動画を御覧ください。
この電動ミルの部分はONと書かれている下のボタン部分を押すことで回りますし、放すと止まります。
で、面白いです笑
普通の手挽きミルは挽いている状態が見えませんが、透明なので挽いている状態も分かります。
↓の程度の量ならあっと言う間で挽き終わりますし、多分、旅行の時は手動でも良さそうな気がします。結局、電動要らん??
※訂正
手挽きやってみましたが、電動を使う方が遥かに楽で早いです。
数回ならともかく、そもそも手挽きと言うのをやった事が無かったのですが、やってみると結構時間掛かるんですね。
電動だと1秒間に何度も回せますが手挽きは無理!
自宅でのんびりやる時はともかく、特にホテルとかでチャッチャと飲みたい時は電動で一気に挽く方が良いです。
訂正終わり
先のBRUNO の電動ミルは自動ですから終わるまで待っている必要があるのですが、どうも終わったと思って開けてみたら挽き残りがあって、再度ONしないといけないと言う事があると実際に使っている人が書いてましたが、恐らく、センサーで感知している関係で、豆が端の方へ外れると感知漏れが出るのでしょう。
一方、こちらは単に手動で回すか電動で回すかの違いなので目視。
全自動では無い為、そこは手間が掛かりますが、その辺りの心配はありません。
それと、実際に使っている人の話だと挽き具合はやはり電動の方が一定の強さで弾けるので均一になるそうです。
一つ気が付いたのが、この挽いた豆が溜まる部分は取り外し出来ますから、最初に豆を計量する時にこれを使えば計量スプーンが不要となると言う事で、それも便利ですね。
ちなみに我が家のパナのミル付きの計量スプーンだと1杯でHARIOの目盛の1/2の量なんですよね。この辺りが良く分かりませんが、何度かやってみて適量を探します。
ペーパーフィルターはメリタの物を手に入れましたが、このサイズは大きかった様です。。
このスマートGは元々2人様なので1サイズ下のこちらで良かった様です。
ま、取り敢えずこんな感じです。
やはり、このタイプは蒸らしが出来るのは良いですね。
最後は分解して洗ってみましたが、パーツが全て外せて比較的シンプルですね。
唯一問題かなと思ったのは挽き具合の調整がこのツマミを回して設定するアナログさ笑
BRUNO は設定で変更出来るのですが、このツマミを回す事で、バネで押さえられているミルの位置を調整する事が出来るのですが、加減がイマイチ良く分かりません。
↑の写真は細すぎた様で、全然美味しくありませんでしたが、2度めにやや隙間を大きくして中位?にしてみたらメチャ美味しかったです。
これに関してはこれを調整して好みを探すしか無い様ですが、洗う為に一旦外すと再セットなので、一番締めた時から何回戻すとか、ネジ山の数とかでチェックするしか無いんでしょうね。












