皆さんあけましておめでとうございます。
昨年はコロナに振り回され、恐らく今年も振り回されそうな世間の中で自分はマイペースで生きてます。
ガジェット系では、昨年は、MacBook Pro16インチを手に入れた後、Apple Watch6、AirPodsProを手に入れて、完全にAppleユーザーとなり、Blogタイトル通りの環境となりました。
多少の思想の違いはあるものの、数十年以上使ったWindowsからの移行は特に問題ありませんでしたし、Parallelsを使ってWindowsも普通に使えますので全く困りませんし、寧ろ、Windows単独よりもハードウェアの連携が強固なApple製品を使う事で得られる環境でWindowsを使う方が便利になりましたね。
今、久しぶりにEXCELVBAのプログラムを書く仕事をしていますが、MacBook Pro上のWindowsで充分開発出来ますし、新しくFileMakerを使う仕事もしていますが、こちらはMacとWindows両方動く為、開発はMac、客先の環境がWindowsの為、Windows版で動作確認と言う事も可能です。
音楽の方では、チェロを始めてお世話になり、ここ数年トップをさせて頂いたオーケストラを退団しました。
理由はコロナによる練習状況の変化ですが、年齢的にも若くありませんので退団はオーケストラにとっても悪くは無いでしょう。
お陰で、ソロに専念する時間も増え、今年は師匠の門下生の発表会ではレスピーギのAdagioと変奏を演奏する予定です。
現在は、先日までレッスンを受けていたバッハの無伴奏3番の後、来年に演奏しようと思っているハイドンのinCの協奏曲の練習をしています。
ここ数年、発表会で演奏する曲はその1年前にレッスンを受けて寝かせる。と言うことをやっていますが、その年で一気に仕上げるよりも1年寝かせる事で良い結果が得られる気がします。
特に、その年で仕上げようとすると、その曲だけに注力してしまいますが、翌年の曲も入れると、常に2,3曲のソロ曲を抱える事になり、普段の練習に変化がある点も見逃せません。
昨年はBeethovenのチェロ・ソナタの3番3楽章を演奏しましたが、カサドの親愛なる言葉や今年演奏する予定のレスピーギもレッスンを受けていましたので、結局、3曲を抱えていましたし、今年も同様にバッハやハイドン・レスピーギを抱えています。
こうする事で、集中してやるだけでは見えないものが見えてくる様な気がします。
さて、写真は、先日チェリストの宮田大さんのリサイタルで見たミュートです。
付け外しに戸惑う程、小さな物ですが、真鍮製と言う事で、小さくとも効果的です。
ミュートとしては非常に高価ですね。
このミュートは単に挟むだけの構造ですので、使わない時は、この様にして弦を挟んでウルフキラーとして使う事も出来る様です。
但し、自分はクレンツのモジュレータ(ウルフキラー)を楽器に張り付けてますので特に効果は無い様ですが、小さい物なので無くさなくて良いです。
付け外しには手間が掛かるのでオケではおすすめ出来ませんが、ソロ等でミュートが必要な場合には良いかもしれません。
音色は、今まで使ったミュートの中でも一番でしょう。
材質が金属製と言う事で高域がゴム等の素材よりも減衰が少なく、主に中低音域で効果がある様です。
それまではポリーミュートを使用していて、オーケストラは引き続きこれを付けようと思いますが、ポリーミュートよりも音色が魅力的で、重たい為、駒の振動が持続しやすい様で、音色は柔らかくなっても音量が落ちない印象です。
又、ポリーミュートは(恐らくトルテ等も同様だと思いますが)使わない時に付けていると楽器の音量に多少影響する感じなので、使わない場合は外していますが、たまにオケ等でミュートが必要な時に付けるのを忘れる事があるので、その場合に役に立つかも。。
ちなみに、最近、ADをオイドクサ、GCはスピロコアと言うハイブリッド?的な組み合わせが気に入ってます。
当初は、Gをオイドクサ、Cをオリーブとしていましたが、この季節の寒暖や湿度の差に調弦が常に変わるのに閉口して(以前もそれでガットは止めたのですが)、こう言う組み合わせにしてみましたが、オイドクサの明るい音とスピロコアの同様な音が合う様ですし、スピロコアのパワーに関しては文句ありません。
オイドクサもADに関してはそれ程調弦が狂いませんし、暫くこの組み合わせで使いたいと思います。
という事で、今年もデジタルガジェットや音楽関係の話を含めてボチボチと書いて行きたいと思います。