サウンドバー HT-X8500 で一気にホームシアター化  | iPhone De Blog

iPhone De Blog

2009年12月7日からスタート
iPhone3GSからiPhoneユーザのLEONがiPhoneやAndroidなどを中心にしたデジタル系ガジェット、IT関連ネタ、趣味のコントラバスやチェロを中心としたクラシックネタ、2022年から始めた自家焙煎に関する話や日常の話まで幅広く書いてます。

先日手に入れたAmazon のこれですが、非常に気に入って使っていて、映画やNHKオンデマンド(インターネットアプリで見られます)を観る時間が増えると、やはりテレビのスピーカーでは物足りない訳ですね。
 

 

 
まあ、TVのサイズが43インチで、サウンドバー1本なのでホームシアターと言うには正直おこがましいですが、今回、サウンドバーと言う物を導入してみました。
 
SONYのHT-X8500と言うVGPでも2019年から2020年まで好成績を収めているサウンドバーです。
 
 
凡そ、ネットでは32,000円前後が相場の様です。

 

 

自分はノジマオンラインで、32,000円に加えて2,000円の製品専用クーポンがあり、D払いが利用できた為、ドコモのポイントが使えたので、2万円台となり相場よりはかなり安く手に入ったと思います。

 
Amazonから2月に出荷開始されるAIスピーカーのEchoStudioも気になったのですが、Alexaは今のfireTVStickでも使える為、AIスピーカーで無くとも良く、自分はそもそも、サウンドバーと言う物が存在する事すら知りませんでした。
 
まあ、その辺も遅れてますが、音楽をやっている割にはこの手の音関係の機器を使って良い音を聴く為の環境構築は殆ど興味が無く、聴ければ良い。と言う程度で満足していますので、ここから先はそう言う人間が書いていると思って読んで下さい。
 
これを手に入れる為に、幾つかのサウンドバーの候補のレビュー記事やコメントによる評価等を見ましたが、まあ、千差万別で、右と言う人も居れば左と言う人も居ます。
 
あんた、良くそこまで聴き分けられるね〜と言う様な感想が山の様にありますが、何かの記事で読みましたが、こう言うオーディオに拘る人は、拘れば拘る程、ライブに足を運ばなくなるらしいですね。
 
要するにそう言う方はスピーカーから出てくる音が全ての基準となっているのだろうと思います。
 
自分は、先に書いた様に特にこの手の機器に拘りがありませんが、別に耳が悪いとは思ってませんし、拘りが無いのは、普段からコンサートホールや練習場で、生の楽器の音を聴き慣れている為、恐らく、オーディオ機器が鳴らす音を頭の中で実際の音に補正しているから気にならないのでは無いかと最近思ってます。
 
そもそも、音楽を特にクラシック音楽を聴いている場合は殆どが楽譜を見ながらオーケストラを聴いたり、ソロの場合は奏者の表現やアンサンブル等を聴いていて音そのものを聴いてる事は少ないと思います。
 
所詮スピーカーと言っても、この手の家電なら精々大きくとも数十センチ程度で、数百ワットと言う様なパワーアンプを使って鳴らしても、大ホールで鳴っているオーケストラの音を客席で聴いている状態になる訳が無いんですね。
 
電子音的な音は論外ですが、生の音等を録音した物等は、結局、実際の音はこんな場所でこの楽器ならこんな音がしているんだろうと言う補正を頭の中でやっていますので、聴こえてくる音の音質が多少悪かったり低音が足りなかったとしても気にならないのだと思います。
古い録音等は元々レコードだったりするとプチプチシャーシャーするのは当たり前ですしね。
 
そもそも、コントラバス等と言う低音楽器を弾いていると、あんなスピーカー如きで、ホールで鳴ってるコントラバスの音が再現できるかよ!といつも思ってますので、低音や高音がどーのと言うこともスピーカーには期待していない訳です。
 
とは言うもののですよ。いわゆる中華系の安いBluetoothスピーカーとSONYのBluetoothスピーカーとでは出す音が全く違うのは分かる訳です(笑)
 
 

自宅のREGZA(43J10)のスピーカーは10センチのフルレンジ10W+10Wの20Wしかありませんが、今回手に入れたHT-X8500は40W+40W&サブウーファー80Wの合計160Wですよ。

まあ、軽自動車と高級車以上の出力の差がありますから、音質はともかく、そりゃ当然迫力も違います(笑)

 

今回、最終的に迷ったこちら、ヤマハのYAS-108も30W×2、サブウーファー60Wと合計で120Wあります。

 

 

ちなみに、今でもHT-X8500とこのYAS-108、価格的には結構差があって、YAS−108の方が安く、スピーカーもツイーターがある3ユニット構造で、LINE入力もありますので、これも良かったなぁと思ってます。

このブログを参考にされた方は是非こちらも検討されて下さい。

 

自分がHT-X8500を選択したのは

 

1) 聴き慣れている(可もなく不可もなしと言った余計なバイアスの無い音)SONY

2) 出力も大きい

2) YAS-108が対応しているDTSの他、DOLBY ATMOS等の音声フォーマットに対応している

3) スピーカーがフロント向きで、パンチングメタルでカバーされて、筐体もしっかりしている。

 

と言う所でした。

特に3)に関してはYAS-108 はスピーカーが上向きとなっていて、恐らくこれはサラウンド効果を狙った配置と思われ悪くありませんが、スピーカーガードはありますが、孫が上からバンバンやったら心配だったりしますし、スピーカーが上向きの為、サウンドバー全面がファブリック(布)で覆われているのでホコリが溜まりそうです。

それに、YAS−108は納期も1ヶ月近く掛かるんですよね。

 

と言う事で、届いたX8500 

 

最低限に必要な物(特にHDMIケーブル)は付属しています。

 

この手のサウンドバーはテレビとはHDMIケーブルで接続するだけですので、配線の方も簡単ですね。

スピーカーケーブルをワイヤーストリッパーで剥いて接続していたのは今は昔です。

 

ちなみに、自宅のREGZA(43J10)はやや古いのですがHDMIのARC対応で、このARCに対応していればサウンドバーの電源のON・OFFがテレビと連動して便利です。

 

接続は、今回の場合はサウンドバーのHDMI出力とテレビのHDMI入力(ARC対応の入力)を付属のケーブルで接続し、fire TV

 stick の方をサウンドバーのHDMI入力へ接続します。

 

 

早速、TVの電源を入れてみましたが、何故か、HT-X8500の電源が入りません。

仕方なく、リモコンで電源を入れてみましたが、TVの電源を切るとちゃんと電源が切れます。

うん?これって仕様なの?と思って取扱説明書を読むと、どうやらTVの方の仕様に依るとあります。

そこでREGZAの取扱説明書を引っ張り出して「機器設定」→「HDMI連動設定」と言うところで、優先スピーカーをテレビスピーカーから切り替えるとREGZAに同期して電源もON・OFF出来る様になりました。

 

 

幅もREGZAと殆ど同じで、そのうちもう少し大きな4Kテレビへ買い替えても充分そうです。

このX8500はサウンドバーの中では長さも短く、高さも低いので我が家の様なそれ程大きくないテレビ台でも丁度良い状態で設置出来ます。

 

その為、REGZAの赤外線受光部分は隠れませんが、IRレピーター機能と言ってテレビの赤外線リモコンの信号を受信してそのまま後ろの部分にある赤外線出力からテレビへスルーして送る機能があります。

この機能をオンにしておけば、TVの受光部分が隠れても問題ありません。

 

image

 

音に関しては、Bluetooth機器の再生での音も重要なポイントでしたので、テレビの後ろにある古いKENWOODのコンパクトコンポーネントシステムと比較してみました。

 

X8500の音は手持ちのBluetoothスピーカーSRS-X33に広がりと余裕、音のクオリティを加えた感じですね。

 

このX8500に限らず、ある程度のサウンドバーならBluetooth機器の再生機能があり、単体で音楽を楽しむことが出来ますが、コンポーネントシステムで既にAppleMusicへアップロードしているCDを何枚か再生し、このX8500とペアリングしたGalaxy Note9でAppleMusicの同じ曲を再生したものと比較してみました。

※何故AppleMusicなのにGalaxy Note9かと言うと、以前、完全ワイヤレスイヤホンを手に入れた時に聴き比べをして、同じAppleMusicの曲なのに、iPhone8の方が音が丸くてクリアな感じが無かった為で、最近ではBluetoothで音楽を聴く場合はGalaxy Note9を使っています。

 

比べてみた印象では、素直に、X8500の方がクリアな音質と迫力で手持ちのコンポーネントシステムよりも良かったと思います。

何せ、コンポーネントシステムの出力は30W+30W、合計60Wしか無く、X8500は合計で160Wもありますから、アンプの性能だけでもコンポーネントシステムよりも大きいので仕方ないですね。

 

今までは、ちょっとした映画は後ろのコンポーネントシステムのAUXとテレビのイヤホンジャックを接続して出力して見てましたが、その煩わしい手間も不要となりました。

 

と言うかCDも既にコンポーネントシステムは使わず、AppleMusicへアップロードしてBluetoothで聴くと言う習慣が付いてますので、このコンポーネントシステムそのものがお蔵入りでしょうね。

 

 

映画に関してはもちろん、テレビの音声等よりは遥かに迫力ある音がしますので、不満はありません。

 

但し、サラウンドに関してはあまり期待しない方が良いと思いますよ。

 

このX8500には花火の音や自動車、ヘリコプターの音等が録音された立体音響技術が体験出来るデモ機能がありますが、正直、?と言う感じですね。まあ、部屋の状態にも依るのかもしれませんが、目を瞑って聴いても自分は大して立体感は実感せず、ヘリコプターの音が多少正面の上から聴こえる?と言う程度でした。

 

ステレオですから、左右は勿論綺麗に移動するのは分かりますが、上方向はもしかするとヤマハのYAS−108の方がスピーカーが上を向いている事もあって、効果的かもしれません。

 

こちらの方向に拘るなら、この程度のサウンドバーではなく経済的に余裕があれば高価なサラウンドシステムを導入してあちこちにスピーカーを置かれると良いと思います。

但し、これも先程の音楽と同じでサラウンドは幾ら頑張ってもサラウンドで、本物には敵わないと思います。

 

又、この手のDOLBY ATMOS等の立体音響が可能な音声フォーマットのコンテンツはストリーミングでは未だ少ない様ですが、X8500にはVertical Sound EngineというSONYのサラウンド技術が導入されていて、これらの音声フォーマットで無くともリモコンのボタンを押すと擬似的にサラウンド感を体験出来ます。

 

この機能はBluetoothで音楽再生時も有効で、これを有効にすると「ミュージック」モードよりやや広がり感があり、クリアなサウンドに変わりますので、これを有効にしている方が好きです。

 

テレビをそれなりの迫力で見ることが出来て、スマホの音楽もサッと良い音で再生できると言う点ではこれに限らずサウンドバーそのものは魅力的ですね。


この手のスピーカーに良くありますが、朝の情報番組等、会話主体の番組は無駄に音が良くてウザい感じになりますが、そう言う場合はリモコンで電源を切れば自動的に内臓スピーカーに繋がります。

その辺りもHDMIのARC機能で連動するサウンドバーは便利ですね。

 


但し、リモコンが一気に2台増えてしまったので、リモコンスタンドが必要になりました。



手前からfire TV のリモコン、スピーカーのリモコン、REGZAサーバーのリモコン、ブルーレイレコーダーのリモコン、REGZAのリモコンと5台もあります(笑)


次に孫が遊びに来てもすぐにアンパンマンやトーマスが見せられそうです(笑)

 

 


今回、検討したその他のサウンドバーに関して紹介しておきます。

何れも1〜3万円台のサウンドバーとしては手頃な価格帯の製品です。