公園を降りてすぐの場所にあり、予め、どんな場所かは調べてなかったが「近代歴史館」と言う名前で想定はついていたものの、まさか、そんな日にここへ来る日本人も少ないかもしれない。
ここは元々、日露戦争後に作られた東洋拓殖株式会社の建物で、その後、太平洋戦争後に、アメリカへ接収され、朝鮮戦争当時はアメリカ大使館となっていた場所だ。
書かれている内容を読んでいて、今回最も収穫があったのは、韓国へ対する認識を新たにした事だ。
結論から言えば、今の韓国人の日本に対する考え方は、国の教育によるものだと言う事。
いわゆる朝鮮王朝末期の外交政策の不味さを全て「侵略」として責任逃れをして、国民へそう言う教育をした結果が、現在の韓国人を作ってるのだ。と言う事だ。
書かれている内容を読んでも、これは経済的な力関係の結果であり、武力による侵略でも何でも無い。
その結果を肯定はしないが、資本主義社会であれば、当然の結果であり、現在の人類が選択している生き方だし、現在の韓国も同じことをやっているだろう。
資料館の説明には「日本からの資本が入り、日本人は多大な利益を上げた」とあるが、一方では多くのインフラやシステムを整備している事にも触れられていて、それが現代までの韓国の発展を支えてきているのは確かだろう。
例えば、日本でも、太平洋戦争中は「鬼畜米英」と言って日本人を教育して来た筈なのに、終戦後は手のひらを返すようにアメリカへ擦り寄り、事実上の植民地と化している。
アメリカはやり方が上手かっただけの話で、やってる事は大して変わらないし、武力による戦いだった分、強制的に接収などで一方的に行われた事はもっと多い筈だ。
一番分かりやすいのは、その後の説明で、太平洋戦争でアメリカが韓国へ入って来た時に、大歓迎だったのだが、結局、やってる事は日本と変わらない。と言うことで反米活動が盛んになったと言う事が同様に書かれている事。
この歴史館はその当時、アメリカ文化院と言う建物で、その運動で放火事件があり、そう言う意味で、侵略への抵抗の象徴的な建物となっている。
この様に、経済や外交政策の不味さを全て一方的な侵略として国民へ教育している為、現在の様な状況が発生していると言うのが自分の結論。
日本で、ヘイトスピーチをしている連中も一度ここへ来て書いてある事を読んでみて、韓国人そのものと言うより、国の教育の問題だと言う事を認識しなおして欲しいものだ。
これらの経済的な侵略とイザコザはいつの時代でも何処の国でも起こりえる訳で、当然、いつでも戦争へ発展する。
我々はそう言う輩達の糞みたいな利権争いに巻き込まれない事が重要だろう。