僕の場合、常に折り畳み傘をカバンに入れているので、持ち歩いてる意識が無い為、たまにカバンを変えると折り畳み傘も忘れてしまう。
明日から雨だという事だったので、初日に国際市場で折り畳み傘を購入。
ツアーでは無いので翌日の予定も変更して、その日は高速鉄道に乗って「慶州」まで行く事になった。
取り敢えず、朝は、「鮑がゆ」で腹ごしらえをした。
韓国の高速鉄道(KTX)はほぼ新幹線と同様で、雰囲気からすると、田舎の駅に停まって乗降客も少ない九州新幹線に似ている。
値段は非常に安く、我々の行った釜山~慶州までが、凡そ40分くらいで、二駅目にあるのだが、全席指定で1,000円。
面白いのは、駅に改札が全く無い事。
全席指定なので切符を売った後は何も通さずにそのまま列車へ乗り込むことが出来て、出る時も同様。
中で車掌が巡回していたので、それでチェックをするんだろうが非常に合理的。
慶州での移動はすべてタクシーになった。
これも交渉次第なのだが、乗って運転手から「貸切しないか?」と持ちかけられて交渉。
こちらも凡そその予定だったので、行きたい場所をあげて、昼前から夕方まで貸切で1万2千円だったか。4人だったので、それが最も楽で安かったろう。
距離も結構走ったと思うが、韓国のタクシーは安い。
初乗りが280円くらいだっただろう。
ガソリン代はそれ程安く無さそうだが、LPGのスタンドがあちこちにあって、タクシーは当然、かなりの車がLPGで走るらしいのでそれもあるのかもしれない。
最初に向かったのは世界遺産にも登録されている石窟庵と仏国寺
おりからの雨で石窟庵へ行く山道は泥濘んでるのだが、そこを延々歩いて行く先の洞窟に
こう言う仏像があった筈だが写真は撮影出来ないのでこれは借り物。
仕方ないので外にあった伽藍を撮影、伽藍の屋根の上に看板が見えているが、あの向こうにある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%AA%9F%E5%BA%B5
但し、ウィキペディアに書いてある事が全て正しいとは限らないのだが、これは、後の日記でも紹介する僕の見た他の話から、この国と言うのは、特に政府の外交政策の失敗を「侵略」として国民に対して教育し、自国以外の行為を全て否定するか、いわゆる「難癖」を付けるのを常としている様なので、うかがい知れ、この話は本当では無いだろうかと思える。
この石窟庵や仏国寺が発見されたのは日本統治時代で、見つかった頃は以下の様な状態だったらしい。
それを日本の研究者を中心に復興して行ったのだが、途中から韓国がそのイニシアティブを取った事から話が変な方向へ行ってしまった。
簡単に言えば、日本の復興の仕方が悪かったので、今の石仏が傷んだとか、配置を間違えていると言う様な事を言っているらしいが、これらは全て自国の復興や管理上の不手際を日本の責任にしているのではないかと思われる。
石窟庵は随分山の上にあって、そこからかなり下ったところが仏国寺となり、車などで行ってない場合はタクシーなどを利用するしか無いだろうが、それでも最後は延々山の中を歩かされる。
あの程度の見物なら、そこまでわざわざ見に行く必要は無いと思われるので、もし行かれる場合は仏国寺で戻られても充分だろう。
仏国寺の方はかなり広く、こちらは中々見ものも多かった。
続く。