ツアーでは無く、自分の関わっている会社の写真旅行と言う事で、旅慣れていて韓国も十数回は行ってると言うそこの社長が宿や船の手配をして、そこに関係している人間(男性)4人で行く、いわゆる社員旅行。
何せ、高速艇で約3時間くらいなので、新幹線でそこまで行く程度の感覚で出掛けられる。
初めてのビートルで、玄界灘を渡るんだし天気が悪いから絶対船酔いするだろうと、トラベルミンを飲んで乗り込んだが何の事は無い。新幹線よりも揺れないじゃないか。
ちょっと高校野球1,2試合見てりゃ到着する
台風一過で晴れるかと思いきや、こちらも曇天状態。
4人が泊まったのはこのビートルが停まる釜山港の近くにある南浦洞
韓国へ来るのは実に数十年ぶりで、以前来たのは20代の頃に居た会社の社員旅行だった。
この時は飛行機だったが、やはり釜山へ来た。
30年近く前に初めて来た韓国は何処を見てもハングルばかりで(今でも殆どそう)、一体何の店かも分からない看板があちこち掛かっていて、通りも何と無く小汚く、フラフラと町へ出ると非常に危険な気がしたので、ホテルと団体行動のツアー以外は一歩も自由に出歩くこともせず、自由時間はホテルへ篭っていた。
おまけに、元々辛いものがあまり得意じゃない人間なので、ツアーで食べる焼き肉も鍋も、辛すぎたり臭すぎたりで全く受付け無かった。
空港へ降りると朝鮮人参ガムの臭いはするし、常にニンニク臭い国で、バスツアーになると、観光地では「3つで千円」と言いながら怪しい韓国人が財布やらベルトを売りに乗り込んでくる。
自分の中では、怪しい国と言う印象しか無く、二度と来るか!と思っていた国だったが、先の知人が「絶対楽しいから」と言うので、仕方なく二度目の韓国となったが、行って新たに認識を変えたこともあれば、やっぱりな。と言うところもあり。
色々な意味で中々面白かったので、暫くはこの話を書いていきたい。