昨日は車で1時間ちょいの移動がある場所で終日練習。
大抵、移動のお供はラジオだが、昨日聞いていた番組、声優の山寺宏一さんがナビゲートしている「Keep on Smiling」で耳に残る朗読があって、信号待ちの時にiPhoneのメモ帳に名前だけ控えた。
朗読は以下の様なものだった。
きょう、少し
あなたの子供が言おうとしていることに耳を傾けよう。
きょう、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても。
さもないと、いつか子供はあなたの話を聞こうとしなくなる。
子供の悩みや要求を聞いてあげよう。
どんなに些細な勝利の話も、どんなにささやかな行ないもほめて
おしゃべりを我慢して聞き、いっしょに大笑いしてあげよう。
子供に何があったのか、何を求めているのかを見つけてあげよう。
そして言ってあげよう、愛していると。毎晩毎晩。
叱ったあとは必ず抱きしめてやり、
「大丈夫だ」と言ってやろう。
子供の悪い点ばかりをあげつらっていると、
そうなってほしくないような人間になってしまう。
だが、同じ家族の一員なのが誇らしいと言ってやれば、
子供は自分を成功者だと思って育つ。
きょう、少し
子供が言おうとしていることに耳を傾けよう。
きょう、聞いてあげよう、どんなに忙しくても。
そうすれば、子供もあなたの話を聞きに戻ってくるだろう。
後で、調べるとDr Denis Waitley と言う人の著書「BEING THE BEST」の中の詩を、翻訳をした加藤諦三さんが別の著書
アメリカインディアンの教え (扶桑社文庫)/ニッポン放送出版
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で引用している物が元となっている様だ。
Being the Best/Pocket Books (Mm)
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ちなみにこの日本語訳はこれ。
- 自分を最高に活かす―自己発揮の成功哲学/ダイヤモンド社
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このデニス・ウェイトリーは能力開発研究の大家で多くの啓発本が出されている。
米国航空宇宙局(NASA)ではアポロ宇宙飛行士のストレスマネジメントを指導し、米国オリンピック委員会では選手のメンタル面の強化、ベトナム戦争捕虜やイラン人質被害者のカウンセリングなども行っている。
自分自身の素晴らしさを信じなさい。
他の誰でもない、自分自身であることに、
誇りを持ちなさい。
まったく同じ風が吹いていても、
東に進む船もあれば、西に進む船もある。
進路を決めるのは、風向きではない。
帆の張り方なのである。
人生には「限界」というものがたった一つだけ存在している。
それは「自分が決めた限界」である。
など多くの名言を残している。
番組の中で山寺宏一さんがもう一つ紹介していたのがこれだ
批判ばかり受けて育った子は、非難ばかりします。
敵意にみちた中で育った子は、だれとでも戦います。
ひやかしを受けて育った子は、はにかみ屋になります。
ねたみを受けて育った子は、いつも悪いことをしているような気持ちになります。
心が寛大な人の中で育った子は、がまん強くなります。
はげましを受けて育った子は、自信を持ちます。
ほめられる中で育った子は、いつも感謝することを知ります。
公明正大な中で育った子は、正義心を持ちます。
思いやりのある中で育った子は、信仰心を持ちます。
人に認めてもらえる中で育った子は、自分を大切にします。
仲間の愛の中で育った子は、世界に愛を見つけます。
こちらは、ドロシー・ロー・ノルトと言う教育学者の「子どもが育つ魔法の言葉」と言うのが元となっている様だ。
子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)/PHP研究所
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ちなみに、前出の加藤諦三さんの著書は、これを「アメリカ・インディアの教え」と言うタイトルで出版されているのだが、大元のドロシー・ロー・ノルトの著作に書かれたこの言葉を「アメリカ・インディアンの教え」だとした様だが、ドロシー・ロー・ノルトの言葉の元が本当にアメリカ・インディアンのものだったのかに関する真偽は僕は良く分からない。
しかし、この二つの名言を結びつけて紹介した功績は大きいだろう。
それにしても、親になるのは簡単だが、親を続けるのは難しいものだ。