昨日のは終戦記念日だが、前の記事に引き続き、このロックウェルの作品だが、これは戦争の真っ最中の時期にポスト紙の表紙を飾ってる物だ。
星条旗をバックにした女性はともかく、隣りの作品などは女性の名前を腕に入れている様だが、沢山の名前が消された跡があるのがユーモラスだ。
方や一億玉砕、贅沢は敵だなどと叫ばれている中で、こんなふざけた絵を表紙にした雑誌が出る国と戦さをしていたのだから勝てる筈もない。
もとより、始めた連中でさへも、実はアメリカとは戦争をしたく無かったのに、得意の先送りをしている間に、わけ分からないまま始めてしまった訳で、終わる時もグズグズと長引いた為に、広島や長崎で要らぬ犠牲を出してしまった。
※この辺りはNHKスペシャル「日本人は何故戦争へと向かったのか」などが詳しい。
実に馬鹿な事を始めてしまったもんだ。
我々の時代では、この様な馬鹿な事を始めない事が、最も大切な慰霊だろうとあらためて思う。
iPhoneからの投稿