昨日、我が家の娘、家人が見ていたが、僕は松脂を再生しながら、心の中で「くだらん」と呟いていた。
既に有名な話なのであらためて書くことも無いが、選挙と言っても、CDに付いてる投票権で投票するシステムなので、一人で沢山購入すれば沢山投票する事が出来るし、CDの売上も上がる。
何とも素晴らしいビジネスモデルだ。
新聞記事でもあったが、AKB総選挙で投票しても実際の投票はしたことがないと言う人もいる様だ。
僕はここで、「そんなもんへ夢中にならずに選挙へ行け」と言う事を言いたいわけでは無い。
このビジネスモデルをよくみると、結局、実際の選挙と全く同じ事に気がつく。
ファンは、自分の好みのメンバーに投票し、上位にしたければ沢山CDを購入して投票する。
一方で実際の選挙でも、企業や宗教団体は資金力や組織力を使って票を集めて、会社や団体に有利に動いてくれる議員を通す。
当然、自分の党の議員が沢山票を集めて人数が増えれば与党になれる為、まるで人気投票か?と言うタレント議員や美人過ぎる議員などが登場して、与党になった政党は、企業献金も増え(今は表向きはパーティーやら何やら形を変えてるが一緒だ)、今は政党助成金などと言う美味いものもあり、かなり旨みもある。
この辺はAKBメンバーの所属している各事務所やプロデュースしている秋◯康あたりと同じか?
AKB総選挙でも、マスコミは大騒ぎして中継やらなにやらすれば、視聴率が上がり、スポンサーからの売上もあがるが、政治でもあーだこーだと言うネタは「普段の米(コメ)」の様な物で不可欠なネタだ。
AKBでもだいたい上位に食い込むのは普段テレビなどに露出が多いメンバーだが、実際の選挙でも、マスコミが二大政党などと言うと、その二つへ票が集まるし、だいたい露出が多い政党は決まっているし、得票数もそれに比例している。
ちなみに、AKB総選挙も全国民からすると投票率はごく僅かだろうが、実際の選挙でも投票率はたいしたこと無い。
上げればキリが無いが、気がつくのは両方ともマスコミが関係していることだ。
当然だが、マスコミにとって、どちらも金になるのは間違いない。
僕が心の中で「くだらん」と呟いてたのはこの点だ。
結局、日本人というのはどんな時でもマスコミに踊らされる様になっている様だ。
ちなみに、天海祐希が好きで見ていた「カエルの王女さま」に出ていた地味そうな女の子が、今回センターを取った「大島優子」と言う子だったのを全く知らなかったw