ここに出来ている黒いアイコンをタップすると、そこに書いてある機能へ直接アクセスする事が出来る。
パソコンで言えばショートカットだ。
最近、壁紙に凝ってるのだが、iPhoneはOSでアプリから壁紙の操作が制限されている様で、いわゆる壁紙チェンジャーが無い。
この「壁紙」をタップすると、壁紙の設定を開くので気の向いた時にパッと変えられる。
又、僕が良く使うBluetoothの切替も割と面倒だが、これもワンタッチで開く事が出来る。
このショートカットアイコンを作るのが下のサイト
http://www.otchy.net/1cc/
サイトを利用してショートカットを作るだけだから無料で公開されている。
サイトはこんな感じだ。
アイコンのタイプは三種類で好きな物を選ぶ。
例えば「明るさ」を選ぶとこんな画面へ変わる。
「ホーム画面に追加」と言うのはブラウザの一番下の真中にある矢印のあるアイコンをタップすると表示される。
この中の「ホーム画面へ追加」をタップするとこの様な画面へ変わる。
右上の追加をタップするとアイコンが追加される。
このアイコンをタップすると一瞬ブラウザが開くが、その後、この様に「設定」の「明るさ」を直接開くことが出来る。
ちなみに、ブラウザが開くのはショートカットに設定しているリンク先へアクセスする為だ。
このリンク先は、ローカルキャッシュと言われるiPhoneのHDDにアクセスするので、初回の設定以後は実際に上記のサイトへアクセスしない。
ホーム画面へこの「リンク先」を置ける様になった為、この様な事も出来るようになった。
つまり、ネットへ繋がっていなくとも利用できると言う訳だし、仮にこのサイトが閉鎖されたとしても問題ないだろう。
無きゃ無くても良いが、あれば便利なショートカット達だ。
Siriで呼び出しをする
このショートカットのリンク先は一般的に言われている「URL」に対して「URLスキーマ」と呼ばれている。
具体的には
prefs:root=General&path= ここにパスが入る
と言う書式が一般的で、例えば、Bluetoothの場合は
prefs:root=General&path=Bluetooth となる。
これを応用すると「Siri」から呼び出しが出来る。
例として「Siri」からBluetoothの設定を呼び出してみる。
先ず、以下の様な連絡先を作る。
姓に＃を利用するのは既に書いたが、連絡先の一番最後に表示させる為だ。
「Siri」から呼び出しをする為に、当然、名前は英語で設定する。
そして、Webの項目へ
prefs:root=General&path=Bluetooth を設定する。
そして「Siri」を呼び出して、「Bluetooth」と言うと発音が正しければこの様な情報が表示されるので、この「home page」の部分をタップすると、Bluetoothの設定が呼び出される。
つまり、先のショートカットアイコンは、リンク先へこのURLスキーマが設定されていると言う訳だ。
勿論「Siri」で呼び出すよりもホーム画面のアイコンをタップする方が早いのは言うまでもない。