立ち上がろう日本 | iPhone De Blog

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2009年12月7日からスタート
iPhone3GSからiPhoneユーザのLEONがiPhoneやAndroidなどを中心にしたデジタル系ガジェット、IT関連ネタ、趣味のコントラバスやチェロを中心としたクラシックネタ、2022年から始めた自家焙煎に関する話や日常の話まで幅広く書いてます。

昨日は被災されたて亡くなられた方の冥福を祈るつもりでブログは休みにした。


今日はお天気も良く、前から約束していたのもあって、娘が行きたいと言っていた某イオンモールへ出掛けた。


ホワイトデーのお返しもかねてで、お気に入りのショップがここにあるらしく、我が家からは市を挟んで反対側だったが遠出をかねてドライブ。


お昼はモールの回転寿司へ入って、娘はトレーナーや新しい財布を僕からせしめて大満足だった様だ。


僕も、新幹線開通記念と言う便乗の様な訳の分からないワゴンセールで、今からちょうどいい春物が1枚500円で出ていて7枚も買ったが、これでも娘の1枚よりは安い(笑)


家人のホワイトデーのプレゼントも買って、ゲーセン行ったりと、半日ゆっくり過ごした。


福岡では特に今回の地震は何の影響もなく、普通に暮らしていれば忘れてしまいそうなくらい平和だ。  


只、テレビをつければ、今日もマスコミはこぞって被災の様子を流している。


まるでCGかと思う様な、津波の映像や火災の様子を繰り返し流し、落ち着いてくると現場をうろついて被災者を追いかけまわして、当たり前の様な事をインタビューしている。


家を流されたり、家族を失ったり、命からがら助かった人達の声は聞かなくてもわかるだろう。


いや、多分、そのテレビをお茶の間で見てる人間には分からないだろう。


災害は経験した事が無い人間にとっては、パニック映画を見てるのと同じだ。


それを何日間も流している様子はまるで「ワイドショーの災害版」と言っていいだろう。


被災の状況はある程度分かった。


確かにひどいものだ。


しかし、自然災害と言うのは起こってしまったら、後の祭りだ。


被害状況をしつこく国民に伝える必要は無い。


街の復興は政治の仕事だ。寧ろ、うろついて作業の邪魔をしない様にして欲しいものだ。


こういう場合、すぐにどこからか専門家を呼んで、例えば、原子力発電所の対策がどうだったか等を話を流したりするが、そこで時間を掛けてそんな事をして意味があるのか?

それも、ちゃんと調査機関がある訳で、そちらへ任せておけば良いのでは無いか?


まあ、地震予知なんか幾ら税金を掛けても、これまで何度となく起こった地震で何の役にも立たなかったと言うのはハッキリしたので、そろそろそんな無駄な事はやめたらどうだろうかと言う話をする方が余程いいかもしれない。


つまり、被災状況にしても、地震対策の不足にしても、過去の事を幾らさらっても何も生まれないと言う事だ。


どうせ、最後は「想定外」で済まされるのだ。


今、必要なのは、明日の事を考える事だ。


マスコミはその為のオピニオンリーダーとしての役割は果たせないのだろうか?


被災した人達、被災をしなかった人達が今何をしなければならないのか。

どうせ専門家を呼ぶなら、そう言う話をして欲しいものだ。


過去の事を振り返って、あーだこーだと言うのは簡単でミスが無いが、評論家と同じで何も創造しない。


今、必要な事は、国民が沈み込んでしまう話では無く、創造出来る力なのだ。


僕は、こう言う状況を見ると、戦時中に(僕は知らないが)、「贅沢は敵」「欲しがりません勝つまでは」といった標語を大政翼賛会やマスコミが広めたのと同じイメージを感じる。


「兵隊さんがお国の為に戦っている時に。。」と言う言葉も良く聞かれた様だ。


日本人は何故か、皆、一緒になりがたる。


こうやって大きな災害が起こった時は、被害に遭わなくとも、自粛を強要される。


「こんな時に。。」と言うのは上と同じだろう。


今、下らないチェーンメールが流れている様だ。


停電対策の為に節電しろと言うメールらしい。


残念ながら、東西では周波数が異なる為、それ程大きな電力を融通出来ないのだ。

これは電気のイロハ的な話だが、この手のチェーンメールの発想も、先に書いた発想と似ている。


もしかすると、僕も「非国民」と呼ばれるかもしれないが、それを承知で書いている。


かわいそうに、昨日は九州新幹線の開通日だった。

各地でセレモニーが用意されていたが、軒並み中止か簡単な物で終わった。


この為に練習や準備を重ねて来た人達も沢山あったろうし、経済的な損失も大きかっただろう。


僕は気持ち的には中止かもしれないが、敢えてやった方が良かったと思っている。


何故なら、今、日本に必要な事は「金が回る事だ」


東北地域の復興には巨額の資金が必要となる。


申し訳無いが、その辺に置いてある募金箱へ個人が幾ら募金しても足りるものでは無い額だ。

満足するのはお金を入れる人だけだろう。


前にも書いたが、災害に遭う人達に責任は無い。

只、運が悪かっただけだ。


それは、明日自分に降りかかってくるかもしれない事なのだ。

今日の平和が一瞬にして無くなってしまうかもしれない。


そう言う意味では他人ごとでは無い。


只、かわいそうにと言う同情からの募金では何も解決しない。


「同情するなら金をくれ」と言うセリフで有名になったドラマがあったが、今、必要な物は金だ。


別に個人の財布に頼る必要はない。


日本に眠っている巨額の金融資産を起こして大企業の内部留保を取崩せば良いのだ。


別に何も無く出せと言う訳では無い。


自粛ムードを払拭して、復興の為のイベントやセールを沢山やるのだ。


チャリティーバザー、コンサート、企業もバックアップしてイベントをやり、値段を安くしてセールをする。

別にそれを全て募金へ回す必要はない。

一部は募金しても、残りは売上やギャランティで良い。


企業も国民も、こぞってお金を使う様にすれば良いだけだ。

今から季節も良くなるのだから、単純に出掛けるだけでも良い。


例えば、1万円の募金は出来なくとも、自分の為には使えるだろう?

大企業なら、自社の為の研究開発費なら数億でも出せるだろう。

東北で失業した人々の仕事の場所を提供することでも良い。


そうすれば、経済が回らない為に、行き場の無くなっている金が徐々に回って行き、企業活動が活発となって全体の収入が上がれば税収も上がる。

被災した人達でも、自力で働ける場所がすぐに提供されれば自身の力で復活出来るはずだ。


当然だが、東北だけで無く、日本全体が復興ムードで立ち上がるのだ。

戦後の日本はそれで飛躍したでは無いか。


ある意味、日本人の一体感はそう言う方向へ向けば素晴らしい力がある。

皆で、一緒に肩を落としていても何も解決しない。


今の状況を克服してV字回復する為の力は悲しみでは得られない。

本気で、東北地域含めた復興を願うなら、とりあえずテレビの前から立ち上がって何かする。


自粛行為は止めることだ。


僕も、今日久しぶりに出掛けて色々お金を使った。


それともう一つ。


こちらはお金では買えない事だし、お金を使う必要はない。


それはお互いの思いやりだ。


平和な時は分からないが、災害などの当事者となった場合、大切な事は協力することだ。


地震の日に、一時避難する状況になった親しい方のブログに、「日本人の誇り」と言う話が書いてあった。


http://ameblo.jp/cha2aki/entry-10829525660.html


僕はこのブログを読んで目頭が熱くなった。


被災しなかった僕達がやらなければならない事は、普段からこの気持を大切にすることだ。


僕は明日から地震に関する話を主題にしてブログは書かない事にした。


世の中を見ると相変わらず腹の立つ話は多いが、勿論、楽しい話も沢山書きたい。

これが僕の今回の地震に対する日本の復興への願いと活動だ。


立ち上がろう日本!