今日はオーケストラを聴いてきた。
最近は学生オーケストラも聴きに行く事が少ないが、ベースのトップの子は夏のキャンプで仲良くなって、演奏会の案内メールが来たので、出掛けて来た。
この大学オーケストラは定期演奏会の回数も185回と言う、日本でも歴史のある大学オーケストラだ。
昔は厳しい雰囲気だったが、最近は学生気質も変わったのか、アンコールでは、指揮者は赤いサンタの上着を着て、学生も何人かサンタの帽子でクリスマスメドレーを演奏していた。
曲の中でヴァイオリンやチェロが立って演奏するのはのだめカンタービレの影響だろう(笑)
この季節は大学オーケストラの定期が続いて、来週は僕の卒業した高校の系列大学が定期で、指揮は最近指揮活動を、活発にされているオーボエ奏者のM氏が振られるらしいので、これは行かないといけない。
今日も感じたが、プロでもアマチュアでも、振った様にしか鳴らない。
一見、指揮している様に見えてもオーケストラに伝わって(伝えきれ)無ければ単なる1人舞台にしかならない。
目の前のオーケストラを相手にしているのか、自分のイメージだけで振ってるのかと言うのは後ろから見ても意外に分かるもんだし、その場面でそう振っても伝わらないだろうと言うのもオーケストラに居なくても伝わる。
持っているものを自分の身体一つで伝える指揮と言うのは如何に難しいかと言うのを今日の様なコンサートを聴くと感じる。
プロの場合はそれでも、オーケストラの力で何とでもするが、アマチュアの場合は、やはり指揮者が頼りだ。
博多弁で言うなら「振ったがとしか鳴らん」と言うのはアマチュアの方がハッキリしているので、本来の棒の力量が分かりやすい。
僕はまだM氏の棒は見た事が無いので来週は楽しみだ。
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