土曜はパーティでの演奏の本番だった。
パーティと言っても、某県立高校の同窓会で、結婚式場丸ごと貸切の大掛かりなもので、メイン会場以外にも複数の会場がある様なパーティだった。
このM高校は県内でも有数の進学校なのだが、それ以外にも非常に有名なのが「昼寝タイム」がある事だ。この様に、昼休み後の15分を昼寝タイムとしてモーツアルトを流しているらしい。
これはワシントンポストはじめ、色々なメディアで取り上げられているので有名な話かもしれない。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/395485.html
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/06/20/AR2006062001603.html
今回の同窓会を仕切る卒業学年の中に、この昼寝を取り入れる為のアンケート収集から実践までを指導された久留米大学のU教授が居られた為、その講演の時間を取られたと言う訳だ。
そして、この昼寝の15分の時間にモーツアルトを流すと言う事から、実際に昼寝の時間を取って生の演奏をしようと言う事で、同じくU教授と同期のI氏が主催するアンサンブルと、同様に同期で武蔵野音大でホルンを学ばれたS氏の指揮で、講演の後に昼寝の時間を取って生演奏をすると言う企画をやったのだ。
丁度、このメンバーで11月に定期演奏会をやる予定だったのでタイミング良かったと言う感じか。
ちなみに、僕は客演で、この学校の卒業生では無い。
話題を昼寝に戻すが、この昼休み後の15分の昼寝はかなり効果が上がっているらしい。
以下、当日の資料からだが、入試センターの結果もアップしている!
ま、こんな感じだが、只、寝りゃ良いってものでも無いらしい(笑)
資料にもあるが、人間の眠気はこの様に2度のピークがあるらしく、この間にタイミング良く取るのが大事らしい。
そして、長く寝るのは逆効果で、15分から30分が良いと言う事らしい。
又、これは年齢によって違うらしく、若いと短時間でも良い様だ。
又、昼寝をする事で夜の睡眠も深くなると言う事や、昼寝をする前にコーヒ等のカフェインを摂取すると目覚めがスッキリすると言う、一般的には逆なような気がする話もされていた。
夕方以降を昼寝と言うのか分からないが、この時間に寝ると、夜の睡眠を悪くするらしい。
又、昼寝の後に光を浴びたり身体を動かす事も良いらしく、M高校は昼寝の後は掃除時間と言う事になっているとの事だ。
昼寝は色々な効果がある様で、そんなものに効果があるのか?と驚く。
睡眠時間と言うのは死亡率とも相関関係がある様で、やはり人間が生きる為に重要なファクターの様だ。
ちなみに石川遼も昼寝を取り入れているらしい。(先生は「あの若さで1時間はちょっと多いですが(笑)」と言われていた)
※尚、本ページのスライドその他の写真は以下のページから転載させて頂きました。
http://r.tabelog.com/fukuoka/A4008/A400801/40025194/dtlrvwlst/2087614/
急がば回れと言うが、人間時には休息も必要と言う事だ。