カンキョーのコンデンス式除湿機 | iPhone De Blog

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2009年12月7日からスタート
iPhone3GSからiPhoneユーザのLEONがiPhoneやAndroidなどを中心にしたデジタル系ガジェット、IT関連ネタ、趣味のコントラバスやチェロを中心としたクラシックネタ、2022年から始めた自家焙煎に関する話や日常の話まで幅広く書いてます。

福岡だけかもしれませんが、春だと言うのに、最近お天気が悪い日が多かったですね。


この季節を含めて、寒い時期に天気が悪いと困るのが洗濯物。


独身の人は、2,3日溜めてもたいした量じゃないと思うけど、僕のところの場合は、普段でも6kの洗濯機を2回は回すので、1日洗濯物が乾かないと大変な事になります。

まして、この洗濯物を干すのは僕の仕事なので(笑)尚更です。


と言う事、2ヶ月程前に除湿機を検討して購入したのが写真のこれ。



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カンキョーと言う会社が作ってる「コンデンス方式」の除湿機です。


僕はアフェリエイターでは無いので、興味を持った人はネットで探して下さい。


除湿機を使った事がある人は分かると思いますが、普通の除湿機は大抵「コンプレッサー方式」と言って、部屋の空気を吸い込んで圧縮し、急激に膨張させる事で空気を冷却して水滴化して除湿する為、冬場になると除湿能力が落ちます。僕の家に以前あった除湿機も冬場は全く使えませんでした。


この為、「デシカント方式」と言う「吸着剤」を使った物やコンプレッサー式とのハイブリッド等もありますが、これは、又、異なるタイプで、この会社しか作って無い様です。


夏に関して言えば、エアコンの除湿機能(コンプレッサー方式)を使えば何とかなるだろうと思って、とりあえず、冬の雨の日に洗濯物が乾く物が欲しいと思って、「デシカント方式」の物とどちらにするか迷った結果、装置の原理を調べてこれに決定しました。


なので、デシカント式を使って無い為、比較が出来ませんが、買って1,2月の寒い時に使用した結果、特にこの1,2月は雨の日が多かった気がしますが、そんな日でも、これだけの量の洗濯物をしっかり除湿してくれました。


これを使い始めてから、乾燥機を使え無い様な衣類とか含めて、全て除湿してくれるので、乾燥機は全く使わなくなりました。


とりあえず、除湿機の機能としては申し分無いので、デメリットだと思う点を中心に書いた方が良いかと思い、思いつく事を書いてみます。


難点と言えば、幾つかありますが、一番は温風の音がウルサイって事でしょうね。


この除湿機は室内の空気を吸って、ヒータで空気を暖めて熱交換器を使って冷やすと言う方式を取ってますので、その結果上の方(写真右上)から乾いた空気を噴出します。

コンプレッサー式が冷やすのに対して、暖める為、寒い時期に強いと言う訳です。


で、この空気の噴出す量が「静音」「標準」「パワフル」の3段階があって(これは室内の空気を吸い込む量と比例しますので、除湿能力と言っても良いかもしれません)、洗濯物を乾かしたい場合は一番大きなパワフルモードにしなければいけませんが、このパワフルモードは相当うるさいです。

もし同じ部屋に一日居る様な状態ならちょっと耐えられないでしょうね。

当然ですが、このモードが一番電気代も掛かります。


他の二つは意外に静かですし、これは洗濯物の量に比例すると思いますので、一概に言えませんが、実際、2月の寒い時期に「標準」で一日使用しても、僕の家の量の洗濯物はしっかり乾きませんでした。


又、スペースにも関係すると思いますが、部屋は6畳の部屋を閉めきった状態で使用しました。

この状態でパワフルモードだと、朝に乾して、除湿機を稼動させて、夜7時位には乾いていて、相当な量の水がタンクに溜まってます。


まあ、家の場合は、専用に洗濯を乾すスペースがあるので閉め切れば音は気になりませんし、出掛ける人の場合は関係ないでしょう。

それよりも、冬場は、厚手の衣類が多く、これまでは雨が降ると洗濯物が乾かない為、天気以上に憂鬱になりましたが、今年はそれが無いのでその方が助かります。


又、これはメーカサイトの情報ですが、ヒータを使って空気を暖める事により、部屋の雑菌を殺し、その後の綺麗な乾いた空気を洗濯物へ吹き付けて乾かす為なのか、洗濯物に部屋乾しの生臭さが無くて、まるで外で乾した様になっているのは予想外で良かったです。


ちなみに、洗濯物はこの温風へ直接当てる方が乾きやすいので、干し方を工夫した方が良いかもしれません。

僕の場合は、床と天井の間に突っ張り式の洗濯用ポールを買って、そこへ洗濯物を円状に乾して、その真ん中辺りに除湿機を置いて、乾き難い物へ直接風が当たる様にしています。

夜等に、乾き具合を見て、外側の乾いて無い物と場所を入れ換える場合もありますね。乾き方が多少悪くても暫く温風が当たるとあっと言う間に乾きます。


もう一つですが、水タンク(下にある、笑った口の様なところが水位を確認する窓で、この窓がある下から10センチ位の高さのタンクを引き出すと外れます)の引き出しと挿入が非常にし難い事。

多分、製作精度の問題と思いますが、これがスムーズに行きません。水が溜まってるタンクを引き出すのにも引き出し難いですし、この部分に関してはメーカーで改善して頂きたいですね。


それと、このタンクの上に満水を検知する為のフロートが付いていますが、これが右端手前にあります。


このタンクから水を捨てる場合は、これを引き出して、流し等に水を捨てるのですが、タンクから水を流す場所はタンクの左手前になっています(それ以外の場所から流せません)。


僕は右利きですが、水が入ってるタンクを移動させる場合、利き手の右手をタンクの下に入れて、左手はタンクの横の部分を持って移動させます。タンクの形からして殆どこういう持ち方になると思います。


そうすると、当然、右側からの方(最も良いのは右後ろ)が水を流しやすいのですが、これが左手前側から流すようになっている為、自分の方へ流す格好となり台所等で流す場合も水が自分の方へ跳ねる場合があります。


ちょっとした事ですが、実際に使ってみると非常に不便ですし、同じエンジニアとして、設計者の知恵が回ってないなぁと感じる所です。


パワフルモードはウルサイ。と言うのと排水し難いと言う2点が今の所の不満で、実は今から暑くなりますが、このタイプはヒーターで温度を上げる為、部屋の温度が若干上昇するってのも問題になるところですが、今の所はまだ寒いので気になりませんし、僕の家同様に閉めきって使用する場合は気にならないかもしれません。


もう一度書きますが、同じ条件で他の方式と比較をした訳ではありませんので、デシカント式や他の方が優れている場合やコストパフォーマンスが良い可能性もありますし、この会社からPR料を貰ってる訳ではありません。

実際、僕はタイミング良く、ネットで多少安く入手しましたが、通常の価格は他のタイプよりも高いのも確かです。


只、この除湿機はメーカーサイドの情報が多くて、実際に買って使ってみた人の詳細レポートと言うのはネットを探しても見つからなかったので書いてみました。


色々あると思いますが、僕にとっては、冬でもしっかり洗濯物を乾燥させてくれる除湿機を入手しただけでも満足です。


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