今回、クアラルンプールからクアンタンまで車でドライブ旅行してきました。

クアンタンはマレー半島の東海岸に面した都市です。



クアラルンプールは西海岸に近い方なので、ほぼマレー半島を西から東にに横断することになります。


車にカーナビは付いていませんが、今はスマホがあればGoogleナビでどこでもいけますから便利です。

ただ、このGoogleナビ、時々渋滞情報を元に変な裏道を案内する時があるので要注意です。

今回行く時もしてやられました

どうもKL市内の高速道路が渋滞していたらしく、マレーシア内陸部の山間部にあるインターチェンジまで下道で行く迂回ルートをGoogleナビは選択しました。

最初はそんなこと知らずにナビの案内に沿ってドライブします。

いつまで経っても高速道路に入らないな、と思った時には時すでに遅し、山道のふもとまですでに来ていました。

今からKL市街まで引き返すのもかなりの時間ロスになりそうです。やむなくそのままナビに沿って山道をドライブしました。

道は舗装されていますしすれ違いもできるので運転しづらいわけではないですが、さすがに30分ほどずっと山道走ってると嫌になってきます。しかもだいぶ前に坂道をゆっくり走る(ゆっくりしか走れない)トラックがいて車が数珠つなぎ状態で、私の後ろにも車がつながっており路肩に停めて休憩することもできません。

泣きたい気分で1時間ほど山道走ったらようやく峠付近のICで高速道路に入れました。

スコールの大雨でどうなることかと思う場所もありましたが、山間部を抜ける頃にはスコールも止みました。


途中高速のサービスエリアで休憩したりしながらKLから4時間ほどかけてクアンタンに到着です。

サービスエリアでたこ焼きを売ってたので衝動買いしましたが、残念ながらタコは入っておらず、ウィンナーの様なものが入ってました。




クアンタンのホテルにチェックインして荷物を置いて、街中をブラブラしてみました。




人々の印象、マレー系の人が多い印象です。

インド系はほぼいない、中華系はたまに見かける程度。

東海岸はマレー系の割合が多いと聞いていましたが、実際その通りの様です。

旅行者か在住者かわかりませんが、西洋系の人も少し見かけました。


街の雰囲気

マレーシアの地方都市共通の、車で移動を前提とした街づくりで、歩道はないか、あっても凸凹が多い。歩いてる人もほとんどいない、という感じ。



KLから鉄道でクアンタンまで来ることもできる様ですが、到着後の移動は基本的に車しかない感じです(Grabかレンタカー)。

車で移動中に交差点で赤信号に捕まると、青信号になるまで3分ほど待たされるのもあるあるです。

街の中心部に大型ショッピングモールがあるので、暑い日中はその中をブラブラしてました。



夕方になると、海が近いせいか時々吹く風はなんとなく涼しく感じました。


食事

マレー系(=ムスリム)が多いので、ハラルのレストランやホーカーはあちこちにあります。

中華料理屋などノンハラルの店は、あらかじめ調べておかない限りブラブラしながら適当に探すのは難しそうです。

今回私の夕食はショッピングモールの中にあるレストランに適当に入って、タイカレーのセットを食べました。





マレーシアでなぜタイ料理?と思うかもしれませんが、実際マレーシア風タイ料理の店はあちこちにあります。あまり辛くなく美味しかったです。

コンビニやスーパーでビールは売ってますが買えるのは夜9時まで。

ショッピングモールで夕食食べた後、スーパーでビール買ってホテルで飲もうと思ってましたが、9時過ぎちゃってたので買えませんでした。


東海岸

翌朝、クアンタン郊外の海岸沿いをドライブしました。

ところどころに海水浴場と思われる駐車場があります。そこに車を止めてビーチに出ることができます。







言うまでもなく一年中が海水浴シーズンなので、混雑することもなくゆったりしています。

今回はビーチサンダルを持ってこなかったので波打ち際には行きませんでしたが、初めて見る南シナ海を目に焼き付けておきました。









内陸部のサービスエリア

クアンタンからKLへは、行きと同じく高速道路で帰ります。

帰りは全て高速道路でKLまで戻りました。

途中の内陸部(山岳部)に、大きなサービスエリアがあったのでそこで休憩しました。



午後の一番暑い時間帯でしたが標高が高いせいで涼しい。

駐車場ほぼ満杯でフードコートも大勢の人で賑わってました。





あとで地図を見てみたら、この涼しかったサービスエリアの近くにゲンティンハイランドというカジノ付きリゾートエリアがある様です。いつか高原の涼しいところで宿泊するのもいいなと思いました。



今回のクアンタン一泊二日旅行、

車で片道3時間以上かかるし また行くかと言われたら正直微妙ですが、一度は行ってみたかったマレーシア東海岸を見られて、望みが叶いました。