2020年12月16日(水)、ATIS(技術情報サービス協会)の12月例会のパネルディスカッション「AI活用でサーチャーの働き方は変わるか?~AIツールの活用動向と今後の展望~」にパネリストとして登壇させていただきました。
二時間はあっという間でした‼️
ATISの詳細はこちら
モデレーター
- 横山 貞彦 さん(NEC特許技術情報センター)
パネリスト
- 池田 雅之 さん (キヤノン技術情報サービス株式会社)
- 野崎 篤志 さん (株式会社イーパテント)
- 鈴木 崇大 さん (パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社)
- 平尾 啓 (アイ・ピー・ファイン株式会社)
この日のために何度もこのメンバーで打ち合わせを重ね、この日に臨ませていただきましたが、弊社にとっても、とても有意義な気づきをいただけたパネルディスカッションでした。
そして、なによりパネルディスカッションを聴講いただいた(150人弱と聞いていますが)皆様、特にATIS会員企業にとって今後のAI活用に何らかお役に立ったのであれば幸いです!
「人工知能はサーチャーの仕事を奪ってしまい、失職するのではないか」という漠然として不安をサーチャーの皆様は抱かれているようでした。
特に議論の中でお話しさせていただいたのは、サーチャーにとって、今は大袈裟に言えば産業革命後のラッダイト運動前夜のような感じ。
自分より能力の高い人工知能が自分にとって代わってしまうのではないか。そして人間は人工知能には能力の点で勝つことはできないのではないか・・・。
強調したいのは人工知能は人間を超えることは当面ない。
しかし、人工知能は必ず有効な「ツール(道具)」として進化してくる。
よって、人工知能が人間に取って代わるのではなく、人間が如何に人工知能というツールを使いこなせるかが大切である。
サーチャーが人工知能というツールの得意不得意を理解し、必要に応じて有効にツールを使いこなすことが、実はサーチャーの価値を決めると思う。
サーチャーとして、より高いレベルの仕事を如何にするかということ。自分の価値をしっかり高めていくこと。これが大切。
