遂に38巻!待ってて良かった。
実は発売直前にクラピカ追憶編の存在に気付き、即購入して読んでいたのだが、ここにきて繋がった!本巻では幻影旅団の過去が明かされる。クルタ族の虐殺にはシーラが関係していたのか?
クロロ視点の過去を通して流星街の解像度がグッと上がった。外界から忌避される不気味なコミュニティとシステムを作り上げるに至った背景。20年以上も前に11巻で描写された1コマの伏線がここで回収された。「始めは、ただ欲しかった」
この巻の主人公はヒンリギとノブナガだった感。ヒンリギがマフィア間の均衡(秩序)を最重視していて、その為に他のマフィア、旅団、更にはヒソカにまで交渉を持ちかける。そして、自ら死地に飛び込む姿がノブナガの琴線に触れる。
フェイタンにも言われたが、ノブナガは敵に惚れまくる笑。ヒンリギの行動に敬意を表して即座に後を追い、彼の名前をもう一度訊く場面でノブナガという人間が見事に描写されている。閉鎖的な旅団の中で、一番外交的なのは実はノブナガなのかもしれない。実際、ヒンリギとの信頼構築にかかった時間はたったの10分(笑)
毎度、焦点の当たるキャラが変わって飽きない。
ツェリードニヒ第四王子の学友らしきメンバーは皆キレ者で、友達目線で王子に思いを馳せる。
カチョウの幽霊(念獣)とセンリツの会話、悲しい状況なのにカチョウに挑発されてピキッてるセンリツ笑。どんな状況でも悲壮感が無いのは冨樫先生ならでは。
司法局のメガネ、センリツへの好意を前面に押し出してくる。こいつ絶対裏があるとセンリツは警戒しているが、単純に超不器用でどストレートなキャラ説に1票。というか冨樫先生なら絶対そうしてくる!笑
とにかく登場人物が多い、セリフの字がちっさい!(デジタル版なので毎ページ拡大せざるを得なかった)
でもやっぱり読み応えがあった。ゴチャゴチャしてるのに一定の方向に収束しつつあるのがすごい。このまま突っ走って欲しい。