葬送のフリーレン13巻(感想ネタバレあり) | 魔王いっぺいのブログ

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奇跡のグラオザームに幻術をかけられたヒンメルとフリーレン。結婚式場で誓いのキスまであと一息のところだったが、ヒンメルは即座に状況を理解して打開策をフリーレンに求める。彼女はそのままキスしそうだったのだが笑。


「私には出来なくても、ヒンメルには出来る」と託すフリーレン。ヒンメルは感覚を研ぎ澄ませ、幻影にかけられたままグラオザームと戦い、ハイターのアシストもあって見事撃退する。


この戦いでグラオザームが得た収穫とは?未来では倒されたはずのソリテール達が、過去でまた何か仕掛けてきそうな予感。フリーレンが覗けなかったマハトの記憶あたりで何かあったのか?何はともあれ、フリーレンは無事に現在へと戻った。


あの時点から、ヒンメル達だけは未来のフリーレンを知っていたことになる。そして本人には何も告げないまま、魔王討伐を終えて解散した後に、帰還の呪文を探し当ててあの石碑に刻んだのだ。


ヒンメルがようやく帰還の呪文を見つけたのは、フリーレンが晩年の彼と再会する少し前のことだったらしい。半世紀流星を挟んだ空白の50年間、老ヒンメルはフリーレンの為に動き続けていたのだ。


偶然にも石碑の近くで老ヒンメルと出会っていた村の戦士が、フリーレン達に話を伝える。この話の中でもヒンメルの目的だけは「墓まで持っていく」と隠されており、真相を知るのはフリーレンだけ。彼女はフェルンやシュタルクにも「得るものがあった」とだけ伝え多くを語らなかった。80年越しに知ったヒンメルの秘密を、フリーレンはそっと胸にしまった。


話はまた動く。帝国の影なる戦士は魔法使いの暗殺を目論んでいた。フリーレン達にゼーリエ暗殺計画の情報が入ってくる。再び一級魔法使いが集い、護衛任務が与えられる。


試験以来の再登場となるユーベルとラントのペア。過去に試験官を殺害し、どこか危険な香りのするユーベルと、試験会場に分身だけ送り込んでいたというトンデモ実力者のラント。ユーベルがラントを理解しようとする動機が魔法を盗もうとしているようにも見え、2人の関係性は見ててヒヤヒヤする。今回は彼らの過去が明らかになりそう。


黄金郷で言及されていた魔法特務隊も遂に登場し、役者は揃った。果たして魔法使い達はゼーリエ暗殺を阻止できるか!?


13巻も心にじんわりと染みるエピソードが散りばめられていて、ラダーム編あたりからキナ臭くなり、新任務へのワクワク感が高まる。読む手が止まりません。