「顔面輪郭専門」立体美容外科 -49ページ目

 

 

 

 

 

こんにちは!立体美容外科です飛び出すハート

 

 

 

今回はあご下リフト

(いわゆる二重あご・ソフト輪郭形成)

実際の手術手技についてご紹介したいと思いますキラキラ

Dr. Martenの論文をベースに手術を行っており、

その内容に沿って解説してまいります。

 

 

 

ステップ1:切開はたった1か所。

でも、その位置がとても重要です

 

 

患者様が最も気にされるのが

「切開の位置」ではないでしょうか。

 

あご下の中央、

いわゆる“二重あご”と呼ばれる部分の真ん中に、

約3cmの小さな切開を1か所だけ行います。

 

しかし、ここで重要なポイントがあります。

「私、あご下にしわがあるから、

そのラインに沿って切開するんですね?」

とよく言われますが、

実はそのしわのラインに沿って切開するのはNGです。

なぜあご下のしわを避けるべきなのでしょうか?

 

Dr. Martenの研究によると、

しわのライン上に切開をすると、

かえって二重あごの影が強調されてしまい、

傷跡が目立ちやすくなる可能性があるそうです。

そのためDr. Martenは、

しわのラインよりも1〜1.5cm後方、

影から少し外れた位置に

切開を置くことを推奨しています。

 

この位置に切開することで:

・手術中の視野が良くなり

・傷跡が目立ちにくく

・より自然な回復が可能になります

わずかな違いに見えるかもしれませんが、

こうした細かさこそが

仕上がりに大きな差を生むのです。

 

 

 

 

 

ステップ2:脂肪の除去 ― 

でも、ただ取り除けば良いわけではありません

 

 

切開を行った後、

最初に行うのが脂肪の除去です。

ですが、ここで大切なのは

「すべての脂肪を取り除くことが目的ではない」

という点です。

首まわりの脂肪には、

大きく分けて2種類あります。

 

 

1. 浅い脂肪(Superficial fat)

・皮膚のすぐ下に薄く広がる脂肪層

・首のやわらかく滑らかな輪郭を作る役割

 

 

2. 深い脂肪(Deep fat)

・筋肉のさらに下にある、かたまり状の脂肪

・二重あごの主な原因になる脂肪

 

 

この2種類を正確に見分けて、

「必要な部分にのみ、適切な量だけ」を

除去することで、

自然なフェイスラインを作ることができます。

 

 

浅い脂肪(Superficial fat)の処理

・輪郭を整える程度にしっかり除去

・ただし、皮膚が薄くなりすぎないように注意

・安全な厚みを必ず残す

 

 

深い脂肪(Deep fat)の処理

・輪郭改善に効果的な範囲で

・思い切って除去しつつも、機能は損なわないように

 

 

脂肪を取りすぎてしまうと、

かえって老けて見えることがありますし、

取り足りないと十分な効果が得られません。

このステップは想像以上に繊細で、

豊富な経験が求められる工程です。

 

 

 

ステップ3:唾液腺と筋肉の処理 ― 

機能はそのままに、形だけ整える

 

 

ここからが施術の核心とも言えるステップです。

首のラインを邪魔してしまう

2つの主な構造を整えていきます。

それが「顎下腺(唾液腺)」と

顎二腹筋」です。

 

 

 

 

 

 

顎下腺(唾液腺)の処理 ― 

不自然さをなくし、機能はそのままに

 

顎下腺とは、

あごの下にある唾液腺のことです。

この部分が大きすぎたり、

位置が下すぎたりすると、

あご下が丸く重たい印象になってしまいます。

Dr. Martenはこの顎下腺を

「部分的にのみ」縮小することを強調しています。

 

 

全体の半分以下を目安に慎重に処理

完全に除去するのではなく、縮小という考え方

唾液の分泌機能は必ず残す

 

 

顎二腹筋の処理 ―

 自然なラインのために

 

顎二腹筋も、

必要な範囲でのみ整えます。

完全に取り除くのではなく、

輪郭をなめらかに整える程度の調整です。

もちろんこれは個人差があります。

 

 

たとえば

 

顎下腺が非常に大きい場合
 → 50%以上の縮小が必要なケースでは、

「顎下腺切除術」が適応されます

 

軽度〜中程度(約30%程度の縮小)で十分な場合
 → 「ボトックス注射」による対応も有効です

 

いずれの場合も、機能を保ちながら、

見た目だけを整えるというのが基本方針です。

これこそが、あご下リフトにおける哲学なのです。

 

 

 

ステップ4:広頚筋の縫合 ― 

二重あご解消のカギ

 

 

いよいよ最後のステップです。

首全体を覆うように広がっている

「広頚筋(Platysma)」を整えます。

年齢とともに、

この筋肉は中央で裂けるように開いてしまい、
それがいわゆる

「首のバンド(ネックバンド)」の原因となります。

さらに、の筋肉がたるんでしまうと、

下の脂肪などをいくら処理しても

全体の輪郭がはっきりしません

 

そこであご下リフトでは、

この広頚筋の裂けた部分を中央で縫い合わせて再接続します。

これが、よく言われる「二重あごの筋肉縛り

(Platysma筋のタイトニング)」です。

 

 

 

 

 

手術の流れ(まとめ)

 

・開いている広頚筋を中央に寄せる

・適切なテンションで丁寧に縫合

・下で整えた輪郭を広頚筋で滑らかに包み込む

 

手術による効果

・二重あごの影が消える

・首のラインがすっきり整う

・自然なあご下〜首の境界が形成される

 

まるで緩んだコルセットを締め直したような効果が得られます。

 

あご下リフトの「4ステップ」

・的確な位置への最小限の切開

・選択的かつ繊細な脂肪除去

・機能を残した唾液腺・筋肉の処理

・広頚筋の縫合による最終的な輪郭形成

 

手術の基本哲学

・皮膚は一切切らない

・機能は保ち、形だけを整える

・自然な回復と持続的な効果

 

こんな方におすすめ

・年齢が比較的若く、

皮膚のハリが十分にある方

・骨格や脂肪など構造的な原因

あご下のもたつきがある方

・大きな手術には抵抗があるが、

確実な効果を求めたい方

 

 

逆に皮膚のたるみが強い方には、

フェイスリフト(顔のリフトアップ)と

組み合わせる方がより適した選択になることがあります。

 

 

最後に

一見シンプルに見えるあご下リフトですが、

実際は非常に繊細で高度な技術を要する手術です。

各ステップで「どれだけ除去するか」

「どのように縫合するか」といった判断は、
医師の経験と美的センスに大きく左右されます。

そのため、手術を検討される際は、

十分な実績と専門知識を持った医師との

ご相談を強くおすすめします。

 

 

 

本日の内容は以上になりますハート

最後までご覧下さりありがとうございます飛び出すハート

次回もぜひお楽しみにしてくださいルンルン

 

 

 

 

 


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