こんにちは!立体美容外科です![]()
前回の投稿では、
フェイスリフト手術の重要なポイントについて、
実際の症例を交えて詳しくご紹介しました。
しかし現実的には、
すべての患者様がフルフェイスリフトを
受けられるわけではありません。
目元や鼻の整形、輪郭形成手術などを
同時に行うことで最良の結果が
得られるケースであっても、
費用面でのご負担やダウンタイムの制限などにより、
段階的なアプローチを希望される方が少なくありません。
特に「フルフェイスリフトではなく、
たるんだ首元だけを改善することはできますか?」と
いうご相談をよくいただきます。
今回はこの
「ネックリフト単独での施術は可能か?」
というテーマについて、
詳しく解説していきます。
最近では、「ミニリフト」という
名称で部位別の施術が積極的に宣伝されています。
ほうれい線専用ミニリフト、口元専用ミニリフト、
フェイスライン専用ミニリフトなど、
細かく分けたマーケティングを目にすることもあります。
しかし、これほどまでに細分化されたアプローチは、
実際には現実的ではありません。
フルフェイス&ネックリフトの切開デザインには、
さまざまなパターンが存在します。
その中でも、切開線全体の約3分の1程度のみを使用し、
ほうれい線だけを改善しようとする
「ミニリフト」の方法では、
実際には十分な効果を期待するのは難しいと言えます![]()
実際、ほうれい線は
フルフェイスリフトを行った場合であっても、
改善が難しい部位のひとつです。
過去の臨床経験からも、
効果が確認されており、
信頼性のある「最小限の必要範囲」
というものが存在します。
フルフェイスリフトの切開線を基準にすると、
前方の50%(赤いエリア)と
後方の50%(青いエリア)に分けることができます。
実際に、切開線全体の半分以上を活用してはじめて、
意味のある結果が得られると言えます。
【前方50%を使用したミニフェイスリフト】
前側の切開ラインを利用したミニリフトでは、
ほうれい線やマリオネットライン(口元のたるみ)に対して、
フルフェイスリフトと比較して
およそ70%程度の改善効果が期待できます![]()
ただし、フェイスラインや
首のたるみに対しては効果が限定的です![]()
これは、剥離範囲自体は
同様に広く設定できたとしても、
リフティングによって生じる余剰皮膚の一部は、
必ず耳の後ろ側の切開線を通じて
処理する必要があるためです。
耳の前方のみで仕上げようとすると、
十分な引き上げ効果が得られないばかりか、
耳周囲の皮膚に凹凸が生じるといった
副作用が発生する可能性があります![]()
リフティングの程度に比例して
余剰皮膚が発生するため、
それを適切に処理できるスペースが必要になります。
耳の後方へと余剰皮膚を移動させて切除することで、
自然で滑らかな仕上がりが可能になりますが、
耳後部の切開を行わない場合、
引き上げの強度自体を制限せざるを得ません。
【後方50%を使用したミニネックリフト】
一方、耳の後ろ側を中心とした
後方50%の切開ラインを活用する
ミニネックリフトは、
状況的に遥かに有利と言えます。
ネックリフトを希望されるケースの多くは、
いわゆる「二重あご」のボリュームを伴っており、
いわば「七面鳥首」と呼ばれるような、
首下にくびれがなく、
斜めにたるんだ状態が見られます。
このような二重あごの部分を
しっかりと引き締めてリフトアップすると、
意外にも皮膚の切除量は
それほど多くを必要としないことが多いです。
むしろ、リフト後に首の下側へ
自然にフィットさせるための皮膚の量が、
より多く求められる傾向があります。
これは「ボウストリング効果(Bow-string effect)」
と呼ばれる現象で、
美しいネックラインを形成するには、
実は皮膚の余裕がある程度必要になるという特性です![]()
首のたるみの輪郭を比較してみると、
正常なネックライン(紫のライン)は、
たるんだ状態の首のライン(赤のライン)よりも、
実際には長さがあることが分かります。
このような特性により、
耳たぶから耳の後ろまでの
「V字型」切開線だけでも、
リフトアップによって生じた
余剰皮膚を十分に処理することが可能です。
また、耳たぶの自然なカーブや
耳の後ろのくぼみ、
後頭部の髪の生え際によって、
切開線が目立ちにくくなるため、
傷跡に対する心配も大幅に軽減されます。
もちろん、この手術はあくまで
「ネックリフト」であるため、
フェイスラインより上の頬や
顔のたるみに対する改善効果はありません。
【ミニネックリフトが適している方】
・比較的若い年齢層で、
顔のたるみは少ないが、
二重あごやフェイスライン下の
脂肪により顔が大きく見える方
・顔よりも首のたるみの方が目立ち、
それを優先的に改善したい方
【体感的な効果を数値で表すと】
ミニフェイスリフト:
フルフェイスリフトにおける
「顔の改善効果」を100とした場合、約70程度
ミニネックリフト:
フルフェイスリフトにおける
「首の改善効果」を100とした場合、約80〜90程度
この数値からも分かるように、
ミニネックリフトはミニフェイスリフトに比べて、
より効率的な手術であると言えます。
【二重あごの筋肉処理との相乗効果】
ミニネックリフトは、
いわゆる「二重あご筋肉縛り(オトガイ下の筋膜処理)」
との相性が非常に良く、
両者を組み合わせることで、
よりシャープで立体的な
フェイスラインを実現することが可能です![]()
あご下(いわゆる二重あご)に
約3cmの切開を加え、
両側の耳の後ろにV字型の切開を組み合わせることで、
正面および側面から傷跡が
ほとんど見えないという大きな利点があります![]()
この2つの方法を組み合わせることで、
現時点で存在する施術の中でも、
最も明確でシャープなフェイスラインを
形成することが可能です![]()
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今回は、ミニネックリフトの特徴と
そのメリットについて詳しくご紹介しました。
今後の機会には、実際の術前・術後の写真を通して、
より具体的な効果をご覧いただければと思います![]()
本日の内容は以上になります![]()
最後までご覧下さりありがとうございます![]()
次回もぜひお楽しみにしてください![]()









