こんにちは!立体美容外科です![]()
以前にも額リフトについて何度かお話してきましたが、
今でも多くの方から「固定方法」についてご質問をいただきます。👨⚕️
それだけ、患者様の間でも関心の高いテーマなのだと思います。
私が常にお伝えしているのは、
額リフトで最も重要なのは“固定方法”そのものではなく、
どこまでしっかり剥離できているか、
つまり“剥離範囲”だということです。
もちろん固定方法も無視できる要素ではありません。
ただ、最終的な仕上がりに与える影響としては、
剥離範囲のほうがはるかに重要です。
一方で、固定位置や引き上げる方向・強さによって、
眉毛の細かな形や印象を調整できるのも事実です。✨
「どれくらい引き上げられるの?」というご質問🤔
最近はYouTubeなどを通して、
「眉毛は何mmくらい上がりますか?」
「部位ごとにmm単位で調整できますか?」
といったご質問をいただくことがあります。
結論からお伝えすると、
額リフトは二重整形のように“1mm単位”で
細かく調整できる手術ではありません。👨⚕️
もちろん、「できます」と言った方が
分かりやすいかもしれません。
ですが、実際の手術構造や組織の動きを理解すると、
そういった性質の手術ではないことが自然と分かってきます。
だからといって、
目標設定をせずに手術を行うわけではありません。
私自身も、手術前には必ず
「どの程度リフトアップするのか」
を細かくシミュレーションしながらデザインしています。
ただし、“4mmなのか5mmなのか”を
正確に数値調整できるタイプの手術ではない、
ということです。
経験上、術直後はしっかり引き上がっていても、
時間の経過とともに平均で
約3mm程度は元の位置へ戻る傾向があります。
さらに、
✔ 皮膚が厚く硬い方 → 戻りやすい
✔ 皮膚が柔らかくたるみが強い方 → 戻りにくい
など、肌質によって変化量が異なります。
つまり、「2mmだけ上げる」
「4mmで止める」といった予測は、
実際には非常に難しいのです。
例えば、
「眉間は5mmほど、
目尻側は少し高めに6mmくらい上げたい」
というご希望があったとします。
その場合、術後の戻り幅(平均約3mm)を考慮すると、
手術中には実際には8〜9mmほど
リフトアップしておく必要があります。
これは感覚だけで行う手術ではなく、
術後変化まで含めた“計算的なデザイン”と言えるでしょう。✨
固定方法について
エンドタイン/フィックスタイン vs ボーントンネリング
では本題に戻り、固定方法そのものについて見ていきましょう。
代表的な固定法としては、
✔ エンドタイン・フィックスタイン系デバイス
✔ ボーントンネリング(Bone tunneling)
などがあります。
エンドタイン
ボーントンネリング
① 固定ポイントの数について
エンドタインやフィックスタインは、
1つのデバイスに約5か所の固定ポイントがあります。
そのため、左右で2個使用すると
合計10か所程度の固定が可能になります。
一方、ボーントンネリング(Bone tunneling)は、
骨に作ったトンネルへ糸を通して固定する方法のため、
基本的には1トンネル=1固定ポイントです。
例えば3か所行った場合、
固定ポイントは3つになります。
つまり、“固定力の数”だけを見ると、
エンドタイン/フィックスタインの方が機械的には
より強い固定力を持っていると言えます。👨⚕️
ただし、必ずしも「10か所固定しないと結果が悪い」
というわけではありません。
実際には、ボーントンネリングだけでも
十分安定した結果を得ることは可能です。
例えるなら、合格ラインが50点の試験で、
60点でも80点でもどちらも合格ではあるものの、
80点の方が少し余裕がある…というイメージに近いでしょう。✨
② 術中調整のしやすさ
エンドタイン/フィックスタインのもう一つの利点は、
術中の微調整が比較的しやすいことです。
このタイプは、組織を“フックのように
引っ掛けて固定する構造”になっているため、
「もう少し上げたい」
「少し弱めに調整したい」
と感じた場合でも、
その場で比較的調整しやすい特徴があります。
一方、ボーントンネリングは糸で縛って固定する方法のため、
一度結んでしまうと修正が簡単ではありません。
もし想定より強く引きすぎたり、逆に弱かった場合には、
既存の糸を外して再度トンネルを
作り直す必要があるケースもあります。
つまり、最初の固定をより正確に行う
必要がある手術とも言えます。👨⚕️
③ 費用と体感的な違い
エンドタインもフィックスタインも、比較的高価な材料です。
特に輸入製品であるエンドタインは費用が高く、
韓国製のフィックスタインでも使用するだけで
数十万ウォン単位の追加コストが発生する場合があります。
そのため、どの固定法を選ぶかによって
手術費用に差が出ることがあります。
ただ、私個人の考えとしては、
“価格差ほど大きな体感差”があるとは感じていません。
むしろ、エンドタイン/フィックスタイン特有の、
✔ 異物感
✔ 神経刺激症状
✔ 触った時の違和感
などを不快に感じる方もいらっしゃいます。
結論としては、
「手術的な扱いやすさという点では
エンドタイン/フィックスタインがやや有利。
ただし、ボーントンネリングでも十分良い結果は得られる」
このように考えています。✨
実際、患者様の中には特定の固定法に対して
不安や先入観を持って来院される方もいらっしゃいます。
ですが、手術原理を正しく理解すれば、
どちらにもそれぞれのメリットがあります。
私は常に、
✔ 皮膚の厚み
✔ たるみの程度
✔ 組織の硬さ
✔ 骨格バランス
などを総合的に確認した上で、
患者様に合った方法をご提案しています。
本日の内容は以上になります![]()
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