こんにちは!立体美容外科です![]()
最近の診療では、
特に糸リフトに関する
質問をよく耳にします。
私は普段リフティング手術を
中心に診療を行っていますが、
過去には糸リフトを
1日200本以上施術していた時期もありました。
糸リフトを
専門に行う医師の中でも、かなりの数です。
当時私は、
「手術の結果と糸リフトの差を
どう縮められるか?」
と考え、さまざまな方法でアプローチしてきました![]()
もちろん、例外的な患者さまもいらっしゃいました。
しかし、糸リフト単独の効果だけを見た場合、
私の経験上の典型的な持続パターンは以下の通りです。
1か月後:効果は約50%減少
2か月後:体感で70~80%減少
3か月後:ほぼ元の状態
顔のリフティング相談時に
糸リフトの経験についてお尋ねすると、
95%以上の患者さまがほぼ同じ回答をされます![]()
結果として、糸リフトの持続期間は
医師の技術力だけで説明できるものではありません。
では、腕の良い医師なら効果は
長持ちするのでしょうか?
「特定のクリニックでは1年持つ」
「特殊な糸だから長持ちする」
「あの医師は特別に上手い」
と聞いた後、
顔のリフトと同等の費用を
支払って施術を受けても、
結局同じような持続期間を経験し、
再度相談に来られる方は少なくありません。
糸リフトは“美的センス”の違いで
即時の変化は劇的に見えることがあります。
しかし持続期間は美的感覚ではなく、
組織の反応と物理的原理に基づく“科学”です。
つまり、効果が戻る現象は避けられません![]()
例外的に4か月以上効果が見られる場合、
多くは糸リフト単独の効果ではなく、
他の施術と組み合わせた結果です。
代表的な組み合わせは以下の通りです。
脂肪吸引
脂肪移植
フィラーなどの注入施術
ボリュームコントロールが伴うと
特定の状況で相乗効果が出ますが、
その分、糸リフト自体の寄与度を
区別することは難しくなります。
糸リフトを検討する際に、
必ずチェックすべき2つの前提
前提1)糸リフトの即時効果は
4か月以上持続することは難しい。
前提2)1か月→2か月→3か月と経過するにつれて、
効果は急速に減少する。
この2つの事実を十分に理解したうえであれば、
糸リフトは短期間でリフトアップを
希望される方にとって非常に
満足度の高い選択となり得ます。
大事なイベントが
1~2か月後に控えている場合
顔のリフト手術はまだ負担に感じる場合、
毎年のメンテナンスとして
回復時間や腫れが少ない施術を希望する場合
ただし、この前提を超える内容の相談や
広告を目にした場合は、注意が必要です。
糸リフトは、
「レーザーや機器施術では得られない即時の変化」を
生み出せる魅力的な施術です。
しかし、その持続期間については、
過大な期待によって生まれた誤解が
依然として多く存在します。
したがって、糸リフトを計画される際は、
自分が現実的な期待値を持っているかどうかを
まず確認することをおすすめします![]()
(この記事を書いている途中も、本日相談で
「3か月で消えてしまった糸リフティングの効果」について
同じ話題で話してきたばかりです。)
本日の内容は以上になります![]()
最後までご覧下さりありがとうございます![]()
次回もぜひお楽しみにしてください![]()




