こんにちは!
立体美容外科です
本日は
【エラ骨手術】についてお話したいと思います。
多くの患者さんが角張ったエラ骨をなくすために
病院に来院して相談を受けるのですが、
その際にエラ骨縮小手術を受けると輪郭ラインがしゅっとして見えるのかをよく聞かれます。
上記の写真を見ますと
エラ骨のラインをはっきり見せたいためには、
基本的に首が細い方のほうが輪郭がはっきり見えます。
エラ骨の大きさより
首が細くて顔の肉が多くない方のほうが
エラ骨の大きさと関係なく輪郭がはっきり見えるとのことです。
しかし、基本的に角張ったエラ骨のボリュームを減らす手術をすると、
どうしても輪郭線は薄くなります。
たくさん削れば削るほど、首筋との境界線が薄くなるはずです。
ですので、エラ骨をあまり削らない程度で手術を計画されることをオススメします。
削り過ぎると顎のラインもぼやけて見えるし
唾液腺もたくさん露出してしまい、より美しくない顔になる恐れもあるからです。
ケースを見ながらもう少し説明します。
①-①
上記の写真を見ますと、
エラ骨が下に下がっていて大きいほうです。
手術前も顎のラインがはっきり見えません。
顔に肉が多い理由もありますが、
首が少し厚いのもその理由の一つです。
①-②
この場合、エラ骨縮小手術をすると骨は減りますが、
顎のラインもはっきり見えない結果になります。
これを改善するためには、
手術と同時に顎ライン脂肪吸引を行うことです。
上記とは違うケースです。
②-①
この方は首が細く、手術前も顎のラインがはっきり見えます。
顔の肉が多くない方の場合は、
エラ骨縮小手術をしても
顎のラインが薄くならず、はっきり見えます。
②-②
以上、エラ骨縮小手術をすれば輪郭がはっきり見えるのかについて
簡単にお話ししました。
輪郭をはっきりさせたい方は
単純にエラ骨を削るというより
首の厚さと顔の脂肪量まで考慮して手術プランを立てられますと
より良い結果に繋がると思います。