こんにちは!
立体美容外科です![]()
本日は【45度頬骨の効果がない場合】についてお話したいと思います。
横頬骨縮小術は、頬骨の曲がる性質を利用して
横頬骨を切開して内側に押し込む手術です。
横頬骨を内側に押し込むので正面から見た時、
横に張っている頬骨が改善され顔のラインが滑らかに変わります。
これは全身麻酔ではなく睡眠麻酔で行われるので、
腫れが少なく回復期間が早いという大きな長所があります。
頬骨縮小術が必要な患者様で多くの場合は、
横頬骨と45度頬骨が共に発達されております。
そのため、すでに頬骨の手術をされた方でも
「手術したのに頬骨がまだ目立つ。」
「効果が薄い。」
といった理由で再手術を希望される方も少なくありません![]()
頬骨再手術の場合、
非対称や不癒合など手術的な面で失敗したケースもありますが、
50%以上は手術は問題なく成功したものの、
効果的な面で患者の満足度が低くて再手術を望まれるケースも多いです。
それでは実際のケースを見ながら説明したいと思います。

![]()
5年前、他の病院で横頬骨縮小術を受けた方ですが
効果があまりなく、再手術のためご来院されました。
正面から見た時は問題ないですが

![]()
側面から見た時は
目尻の下の45度頬骨が改善されてないままでした![]()

![]()
先ほどの方の再手術前のCT写真です。
横頬骨はしっかりと自然癒着していて
手術的な問題は見られませんでした。
ですが、45度頬骨は一目でも分厚いことがわかります![]()
当院では
再手術をされる原因を正確に把握して手術プランを立てました。
そして回復期間の問題もあり、
全身麻酔はしたくないという患者様からの要請もあったので
再手術は3D頬骨縮小術ではなく、45度頬骨やすり術方式で手術を行ないました。
再手術の結果はこちら
45度頬骨やすり術後3ヶ月目になります。

before after
再手術前と並んでみると、
やすりで削っただけで45度頬骨の問題が解消されたことが確認できます。

before after
![]()
ビフォーアフターのCT写真です。
初手術の際に改善されなかった45度頬骨のボリュームも減り
滑らかに変わりました![]()
このように当院で行っている230度頬骨縮小術は
横頬骨手術の問題を補完する目的で考案された手術法です。
すなわち、内側に押し込む方式の横頬骨の手術に
45度頬骨のやすりを追加で行う頬骨縮小術です。
横頬骨手術の長所は維持し、45度頬骨も解決できる手術になります。
立体美容外科では
230度頬骨手術、3D頬骨再手術、そして頬骨再手術まで
様々なケースで手術が行われています。
45度頬骨が気になる方には230度頬骨縮小術を
そして45度頬骨が大きく発達した方には、3D頬骨縮小術をお勧めします。
クイック頬骨やイージー頬骨のような広報性文句に惑わされず、
必ず正確な診断を受けてから慎重にお決めください。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()




