こんにちは!
立体美容外科です![]()
本日は
【T字骨切り術と回し切り術の違い】について
簡単にお話したいと思います。
【T字骨切り術】

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手術法はまず、神経の位置を把握して
上記のイメージのように
顎先の真ん中の骨を完全切除して取り除いた後、
両サイドに残った骨を中央に集めます。
中央に集めた骨は固定して余分なラインを綺麗に整えます。
【回し切り術】

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回し切り術は、上記のイメージのように
エラ骨から顎先まで向かって一気に長く削る手術になります。
実は回し切り術は医学用語ではございません。
正確な表現は【顎先下縁切除術(Lower Border Ostectomy)】と言います。
それでは
T字骨切り術と回し切り術のうち、どんな手術法がいい方法でしょうか?
結論から言いますと
顎先を後退や前進させない限り
結果においての違いはないとのことです。
論文にも載っていますが
回し切り術(下縁切除術、Lower Border Ostectomy)とT字骨切り術は
結果だけ見ると違いはないと載っています。
回し切り術のビフォーアフター![]()

T字骨切り術のビフォーアフター![]()
T字骨切り術と回し切り術の区別が難しいです。
ですが
固定ピン使用有無や引っ込み顎やシャクレ顎具合などによって
適した手術法があります。
では、顎先手術が必要なケースは?
顎の幅が広い場合、顎のラインが角ばった場合、
シャクレ顎の場合もしくは顎の発達が貧弱で顎が引っ込んでいるケース等。
顎が広くて角ばっただけでなくなお且つ
しゃくれた顎または顎が引っ込んでいるケースだと
顎先を縮小すると同時に後ろに後退・前進が必要になります。
このような場合、
【T字骨切り術】だけが顎先の前進と後退ができるので、
回し切り術ではなく【T字骨切り術】が必要になります。
逆に、顎先の前進や後退をしないのであれば
わざわざ骨を取り除いて固定する必要はないとのことです。
まとめますと、
顎が広くて角張った部分だけ解消する場合は、
【T字骨切り術】と【回し切り術】とも結果的に同じ結果になります。
しかし、シャクレ顎や引っ込んでいる顎の場合は
顎を前進させたり後退させたりする必要があるので、
【T字骨切り術】のほうが適した手術法です。
手術難易度においては、
【回し切り術】のほうが難易度の高い手術でございます。
でも熟練した専門医ならどの手術とも安全に行うことができるはずです![]()
それでは
実際に【T字骨切り術】を受けた方の症例を紹介したいと思います![]()
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エラ骨に比べて顎先が丸いのがお悩みだとご来院された方です。

術前は、横から見た時も顎が少し引っ込んでいるように見えます。
この場合だと、
T字骨切り術で顎先の幅を縮めて
前方に前進させて固定しますと
顎の引っ込みも改善されます。
このように【T字骨切り術】は、
顎の幅だけでなく、顎先の前進・後退が必要なときに適している手術法です。
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【回し切り術】で手術した方です。
術前は顎先の幅も広くて左右非対称もあります。
でも側面から見ると
顎先を前に出したり後ろに後退させたりする必要はなさそうです。
この場合は【T字骨切り術】・【回し切り術】どちらにも適しています。
【回し切り術】の6ヶ月後の写真です。
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顎のラインを見ていただくと、顎先もすっきりして非対称の問題も大きく改善されています。
ビフォーアフターを並べてみますと
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【T字骨切り術】のほうがより進歩した顎先手術法なのでは?
たくさんの方が持っていらっしゃる偏見の一つが
【T字骨切り術】や【ㅅ字骨切り術】がより進歩した手術だと思っていらっしゃることです。
これはお考え違いです。
また【T字骨切り術】と【ㅅ字骨切り術】のうち
【ㅅ字骨切り術】が新しい手術方法ではないかと聞かれるんですが、
T字とㅅ字は名称が違うだけで手術方法は同じです。
前述したように、手術結果はT字骨切り術と回し切り術ともに同じです。
顎先の前進や後退をしないのであれば、
わざわざT字骨切り術をする必要はありません。
以上、【T字骨切り術】と【回し切り術】について簡単にお話ししました。
手術前に必ず2~3ヶ所以上カウンセリング巡りをして
自分に適した手術法を見つけて慎重にお決めください。
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