こんにちは!
立体美容外科です。![]()
本日は【輪郭手術後の腫れ】についてお話ししたいと思います。
一般的に
輪郭手術後の腫れが落ち着くまで6ヶ月程かかると説明しますが
その理由について簡単に説明したいと思います![]()
整形や外科などで使われる教科書には
手術後の腫れについて掲載されています。
そこに術後6ヶ月経つと腫れは完全にひくと載ってありますが
何故そんなにかかるのでしょうか?
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手術前は頬骨が目立っていますね。
頬の肉も多くないのに術後3日目には
パンパンに腫れています。
術後7日目は腫れが下に下がってきて
痣も下げってきてます。
1ヵ月程経つと腫れはある程度落ち着いてきてますが
3~6ヶ月経ったほうが明らかに腫れがひいたことが分かります。
もちろん術後の腫れは個人差があります。
術後72時間まではずっと腫れていて、72時間過ぎてから徐々にひいていきます。
そして7日程経つと大きい腫れはひいて
1ヵ月程経つと手術部位のラインがある程度見えるまで落ち着きます。
残り15~20%くらいの腫れは
6ヶ月にかけて徐々にひいていくのです。
腫れは傷の治る過程と似ている?
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大きく4段階に分かれる傷の治る過程
止血期 / 炎症期 / 増殖期 / 成熟期
4段階に分かれます。
例えば、傷ついて血が出たら
止血できる細胞が出てきて、止血させて
その次にかさぶたができます。
かさぶたがきると内側の大食細胞や
“fibroblast”という成長因子が出てきて治る過程が進みます。
増殖期になると、様々な線維芽細胞が傷口の下から
成長因子を放出しながら傷を治します。
その次に傷が治れば成熟期に入ります。
成熟期に入ると、傷跡があったのが
表面のデコボコも治って、傷跡の色も薄くなるわけです。
この過程を時間的に見ると
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炎症期 ~3日
増殖期 3~12日
成熟期 3日~6ヶ月
輪郭手術は
内側の脂肪や筋肉などの組織を傷つけたりして
手術が行われますが
それもこのような治る過程を経て
回復することになります。
表からは見えないですが
傷の治る過程を経て成熟期を迎えます。
それで7日程経ちますと
大きい腫れがだいたいひいて残りは
半年にかけて徐々にひいていくのです。
目の整形も6ヶ月かかります。
輪郭手術も同じく6ヶ月はかかります。
別のグラフを見ながら説明します。
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真ん中の線が一般的な傷の治る過程で
右の線が治る過程期間が遅いグラフで
左の線が治る過程期間が早いグラフです。
この差は、傷口がどれだけキレイなのかキレイじゃないのかによって
治る過程期間が変わってくるということを示すグラフです。
成熟期は6ヶ月程かかりますが
72時間内にできる初めての腫れが
少なければ当然大きい腫れも少なく、小さい腫れも少ないです。
手術の時間が短かったり、出血が少なかった場合も
腫れは少ないケースが多いです。
2つ目、腫れは個人差がある?
頬の肉が多い方はわりと腫れのひきが遅かったり
痣ができやすい方や止血が遅い方も腫れが長引くケースが多くみられました。
まとめますと、
腫れは一般的に6ヶ月程経つと完全にひくと言われますが
序盤の腫れがひどくない場合は全体的に腫れが少なくて
他の人より腫れが早くひくと判断します。
以上、
症例やグラフで術後の腫れについて簡単にお話ししました。
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