こんにちは!
立体美容外科です![]()
本日は
【顔面輪郭手術後にドレーンはなぜ必要なのか?】
についてお話したいと思います。

整形手術だけでなく“Hemovac”というドレーンは
あらゆる外科手術の際にも行う処置です。
ドレーンを付ける理由は血が溜まってしまった際に
起こり得る問題を防ぐためですが
輪郭手術のうち、特にエラ骨手術の際にドレーンを使用する理由は、
エラ骨は気道と隣接しているからです。
手術中に少量の血が出ると
剥離したところに血が溜まって
その溜まった血が一定の量以上に増えれば気道を圧迫する恐れがあるため、
念のためドレーンを付けて血を体外へと排出できるように処置を行います。
※削られる部位は剥離が必要になりますが
剥離するということは、
その組織が再び骨にくっつくまで空間が生じるということになります。
その手術した部位に血腫を予防するために使うもので、
手術中に出血がひどくなくても安全のためにドレーンを付けて翌日に除去します。
もちろん少量の血は時間とともにおのずと吸収されますが、
血が溜まらないように排出処置をしておけば、
骨と組織の早い回復をサポートすることもできるため、
少し不便であってもより安全で迅速な回復のために使用します。
もし手術した部位に血が溜まっている状態のままだと
気道の圧迫の恐れはもちろん
骨と組織の回復も長引いてしまいます![]()
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そして手術中に血があまり出なかったとしても術後に止血していた血管が
急に破裂して血がたくさん出る場合もあります。
それもドレーンを付けると確認できます!
「手術が上手いからドレーンをつけない」のではなく
「大量の出血があるから付ける」のではなく
安全と術後の回復のための
処置だととらえていただきますと
より負担にならないと思います。
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このようなチューブを口の中に入れて血を排出します。
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この症例を見ますと
手術直後にドレーンを付けていますが
これは1日だけ付けて
翌日にチェックしてから問題なければ除去します。
以上、皆さんが気になさる
ドレーンは必要なのかについて簡単にお話ししました。
顎先や頬骨手術の場合はドレーンを付けないし
執刀医や手術進行状況により異なることもありますので
ドレーンの使用有無は
カウンセリングの際に直接お聞きください^^
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