こんにちは!
立体美容外科です
本日は
45度頬骨に固定するピンについてお話したいと思います。
頬骨手術の相談で
皆さんが一番心配されることのうち一つが
固定ピンの使用です。
固定ピンは
3D頬骨手術法で手術を受けられますと
固定が必要になります。
固定ピンを
大きく2つで説明しますと
体内に吸収されるピン
チタン
に分かれます。
ちなみに、韓国では
ピン、プレート、ねじなど
呼ばれ方が様々ですが
立体美容外科では【ピン】と言います
患者さんからたくさん聞かれる
溶けるピンについてお話しします
溶けるピン(体内吸収性ピン)は
昔から使われてきた固定用のピンですが
6ヶ月以上から体内に吸収され始めて
1~2年間でなくなります。
そして手術直後からX-ray、CTで写らない
ですが
溶けるピンには弱点がありまして…
【強度が弱い】
一般的に使われるチタンより
強度が弱いため
折れる恐れがあります
頬骨手術で45度に固定するピンは
丈夫なピンじゃないと
その理由は?
エラ骨と繋がってる咬筋があるから
咬筋は
食べたり、口を開けたりする動きが多いので
頬骨を引っ張る力が強いです。
もし溶けるピンで固定した場合、
チタンでも折れることもあるのに
溶けるピンを使うとチタンよりも折れる可能性がもっと高くなります
そして
何よりも溶けるピンが折れても
実際のX-ray、CTでは写らないので
折れてるのかどうか判断が難しいです
ですので
頬骨手術の場合、45度の固定に関しましては
立体美容外科では
溶けるピンはお勧めできない
頬骨手術の場合は
骨がちゃんとくっ付くのが成功のカギです
もし
固定ピンが折れてしまった場合、
頬骨がちゃんと固定できず不癒合で
違和感や垂れの発生に繋がります。
丈夫にしっかり固定するのが重要です
溶けるピン 一般の固定ピン(チタン)
そして
チタンは
一般的な歯科治療や
インプラント、
ステントなどに使われる
体内でも安全な材料ですので
しっかり固定できるのであれば
より安全な輪郭手術になると思います。
もちろん無茶に溶けるピン&ねじを使わないでほしいとか
そういう話ではございません
立体美容外科ならではの
230度頬骨手術だと
45度頬骨は部分切開で
後ろは完全切開したうえで
内側に押し入れる手術ですが。
ピン無しでもできる手術があります。
もちろんピン無しだと
不安だと思う方は
ピンで固定もできますが
その場合、溶けるピンを後ろのほうに固定します。
除去する必要もないので
メリットだと思います
3D頬骨手術法ではなく
230度頬骨手術の場合は
後ろを溶けるピンで固定してもいいですが
先ほどもお話ししましたが
3D頬骨手術法での固定は
チタンで固定されたのほうがいいと思います。
それでもチタン固定が心配でしたら
溶けるピンを選ぶより
術後6ヶ月~1年の間で
固定ピンを除去することをお勧めします!
ですが時間が経ちすぎると
骨がチタンプレートを覆うこともあります
そういう場合は完全除去が難しいこともあるので
ピンが写るのが嫌だけどピンが残るのも嫌だと思う方は
ピンを除去することまで考えて
手術の計画を立てられたほうがいいと思います。
詳しくはまた専門医にご相談ください