サン・マルコ寺院

新約聖書の一編『マルコ福音書』の著書である『聖マルコ』の遺体を収めるため、828年末に建てられた。

🔸頂上に立つ、守護聖人の『聖マルコの像』

右手は教えを説き、左手には聖書を持っている。

守護聖人像の下にはヴェネツィアの象徴である『有翼の獅子像』が立っている。


その下には

🔸4頭の青銅馬像(コピー)

オリジナルは博物館に。

十字軍の戦利品としてコンスタンティノーブルから持ち帰ったもの。


🔸入り口にある5つのモザイク画

正面ファサードのモザイク画には、『聖マルコ』の遺体がヴェネツィアに運ばれてくるまでのエピソードが描かれている。

もっとも古いものは13世紀のもの。

当時の『サン・マルコ寺院』を描いている。


黄金に輝く内部装飾

丸天井のモザイク画は『旧約聖書』をテーマにしている。

ビザンティン文化の特徴である金地のモザイク画。主祭壇の背後には宝石で装飾された『パラ・ドーロ』が掲げられている。





寺院の右端には『宝物庫』があり、

1204年、十字軍がコンスタンティーノーブルより持ち帰った『戦利品』etcが並べられている。