1386年、ミラノ公国の領主ジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの命により建設。
建設は度重なる戦争のために何度も中断。
約500年もの歳月をかけて建てられた。
大扉・・5枚の扉はゴシック様式のレリーフが見事なブロンズ製。
1908年、木製からブロンズ製のものに替えられた。
中央の大扉には聖母マリアの生涯が描かれている。
ファサード・・さまざまな芸術家たちのアイデアが取り入れられた。
19世紀ナポレオンがゴシック様式のデザインに決定。
完成した。
尖塔
135本。
ゴシック様式の特徴。
視線が自然と上に行くように、尖塔一面に彫刻が施されている。
小塔の天辺には一つ一つに聖人が立っている。
『NHK 世界ふれあい街歩き ミラノ編』で
ドゥオーモの彫刻『プロボクサーの顔』『テニスラケット』を見つけることができなかった😢
屋上
屋上は、
🎬映画『若者のすべて』のワンシーンで登場。
主役はアラン・ドロン。音楽はニーノ・ロータ。
ミラノ市内を一望
黄金のマリア(マドンニーナ)像
1774年設置。
地上108.5mの最も高い尖塔の上に立つ。
この像に『ミラノ再訪』を祈ると叶うという言い伝えがあるらしい。
尖塔アーチ
それまで主流だった半円形に代わって尖ったアーチが誕生。
見上げるような位置に作られ、天井を高く、空間を広く見せる効果がある。
主祭壇
『サンタ・マリア・マッジョーレ教会』時代のもの。
上部には、キリストが磔にされた際の『釘の一部』が納められているというランプが下がっている。
ステンドグラス
建物の側面を彩るステンドグラス。
最も古いものは1400年時代に制作。
新約聖書・旧約聖書を題材。
🎹パイプオルガン
4台のパイプオルガンが設置。
手前の2台は16世紀に
奥の2台は20世紀に造られたもの。
聖バルトロマイ像
キリスト12人の弟子の一人。
シリアで皮剥ぎの刑にあって殉教したと言われている。
自らの皮を体に巻きつけている。