シネ・リーブル神戸
枯葉






2017年『希望のかなた』のプロモーション中に監督引退宣言し、世界中のファンを悲嘆に暮れさせたアキ・カウリスマキ。
それから6年、カウリスマキ監督は戻ってきた。

この映画の主人公は、孤独を抱えながら生きる女アンサと男ホラッパ。
スーパーで働いていたアンサ、期限切れで廃棄する食材を持って帰ったり、生活苦の人にあげたりしていた。
そのことでスーパーをクビになった。
生活のためアンサは工場での仕事を始める。
ホラッパは仕事中もお酒を飲みながら工事現場で働いている。

ある日、アンサはスーパーで働いていた時の同僚とホラッパは工事現場の同僚と
カラオケバーに行き、
2人は出会う。
お互い名前も住んでいる場所も知らないまま惹かれ合う。
ホラッパは仕事中の飲酒がバレてクビになったり、
色んなことがありながら、
2人は一緒に映画を観に行ったり、
彼女アンサの家で食事をしたり・・

今の時代ではないようなカラオケバー
ノスタルジックなヘルシンキの風景。
少し笑える場面があちらこちらに散りばめられているが、
ラジオからは、
ロシアによるウクライナ侵攻のニュースがずっと流れている。

ギリギリの生活の中でも、人間としての喜び誇りを失わずにいる労働者の日常が描かれています。