②「風の谷のナウシカ」考察/VH要素0% | 日々是Van Halen

日々是Van Halen

第1期Van Halen主にDavid Lee Roth氏考察

 

 

 

 

「腐海に手を出してはならぬ。」@おばば

 

こんばんは。GWはナウシカを肴に自宅で過ごすジゴロです。とは言っても「On Fire」は忘れずに書いていきますので何卒。ではナウシカ考察二晩目、一気にいきます🙇 

 

 

〔第三段〕

“腐海が生まれてより1000年、幾たびも人は腐海を焼こうと試みてきた。そのたびにオームの群れが怒り狂い地を埋め尽くす大波となって押し寄せてきた。国を滅ぼし町を飲み込み、自らの命が飢餓で果てるまでオームは走り続けた。オームのむくろを苗床にして胞子が大地に根を張り、広大な土地が腐海に没したのじゃ‘’

 

 腐海を焼き払うというトルメキア軍に、腐海に手を出してはならぬ、と一歩も引かずに詰め寄るおばば。明朝トルメキアへ帰国するというクシャナは、ナウシカを含む捕虜と飛行機と食糧を要求。傲慢強欲がスギますよ、姫はぁはぁ

 

出発前夜、ナウシカは自分の実験室を閉鎖。

「きれいな水と土では腐海の木々も毒を出さないとわかったの。汚れているのは土なんです。この谷の土ですら汚れているんです、なぜ!だれが、この世界をこんなふうにしてしまったのでしょう。私は・・父やみんなの病気の原因をつきとめたくて」

 

ナウシカを通してぱやおは「いまのままでは我々、現代の人類が地上を汚染してしまうだろうよ」と示唆しています。この先、私たちは実際に核戦争を起こしてしまうのでしょうか。果たしてそうであれば、放射能による土壌汚染は未来永劫続くのか。もちろん核の脅威がない未来になることが一番良いのですが。

 

トルメキアへ連行される日。「姫さまも惜し気のない者ばかり、よう選んだわい」←城おじ五人衆と呼ばれるかわいいおやじたちが選抜されます。ナウシカ、クシャナ、捕虜として同行していた五人衆は途上謎の襲撃に会い、腐海に不時着。そのときの「不時着して虫に食われるのはいやじゃー、ひとおもいに死にますじゃー」と聞く耳をもたないおやじがかわい過ぎて‥城おじ五人衆↓

 

そして52分からの腐海シーンはなんともRPG戦闘曲です。FFシリーズのギルガメッシュ戦、或いはラグナのバトルサウンドを思わせる。尚、虫嫌いの方にたまらないサービスタイムでもあるこのシーン、リアルな虫画像は嫌な方もいるかと思うのでこちら↓

↑こんなの(ミノネズミ)がモコモコ大群でお出まし

↑この御方(ヘビケラ)も執拗に追ってくる

↑結局お偉い(オーム)さんが登場してしまうのですがその前に

 

 

今夜の「クシャナTIME」はぁはぁはぁはぁはぁはぁ

「動くな。さきほどはご苦労。甘いな、私が這いつくばって礼を言うとでも思ったのか。」

「動くな!命令は私が下す!」

 

脅しても冷静なナウシカに切れたクシャナは思わず発砲してしまう。ここ腐海なのに。もう、しょうがない姫だなはぁはぁはぁはぁ

 

すると、ほらねやっぱり。シャカシャカ‥オームが水底からこんにちは。一同震撼。ナウシカはすかさず、オーム、森を騒がせてごめんなさい、私たちは敵じゃない、と説明。オームは他を圧倒する巨躯と強靭な外殻ゆえ蟲の王(存在がweapon)として君臨しています。が、王たる理由は巨体だけではありません。実は抜きん出てた知性の高さ故なのでした。

 

オームを知的生物の王者たらしめているのが「黄金の髭」。にょろん、と伸びてくるあれです。精神の触手とでもいうか、オームは触れたもの(ナウシカ)の精神深くまで瞬時に検索・交信でき、同時にナウシカにもオームの意志が流れ込んでくるという相互作用がここで描かれると。うーむ、上手い構成ですね

 

ラン、ランララランランラン、ラン、ランラララ~ン・・・これ「ナウシカ・レクイエム」というタイトルがあるのよね。しかし今このブログを書きながら「Van Halen」 の「Van Halen」を流しているので微妙にナウシカ・レクイエム(ナウレク)を忘れている感じで。‥嗚呼、遺憾。長くなりました、また2日後にお会いしたいと思います。

 

 

ご訪問ありがとうございました照れ