Van Halen-1984/Drop Dead Legs | 日々是Van Halen

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第1期Van Halen主にDavid Lee Roth氏考察

 

 

 

『使えねぇ脚はいらねえ』

 

 

こんばんは。立春を過ぎて一気に春めいてきました。春と云えばこちら

 

「くれなゐの 二尺のびたる薔薇の芽の 針やはらかに 春雨の降る」

 

正岡子規のこの短歌は小生の乱れた心象をいつも正してくれる妙薬、生涯大切にしていきたい御歌であります

 

 

さて、ここへ来て気づいたのですが、自分はMighty Van Halenの出世作であり終焉作でもある「1984」について書いてなさすぎました。

下記3曲だけは過去にブログにしましたが

☆「Jump(跳べよ)」→是だけ聴いたらホントのVHはわからんだらう

☆「Panama(1951年式マーキュリー)」→デイヴ節炸裂おバカロック

☆「Hot For Teacher(ヤバいよ先生)」→ドコドコからのEVHのソウルが滾る是ぞVHサウンド也

 

×「I'll Wait(待つわ)」

こそ書いていませんが、自分は有名どころしか取り上げていないというDavid Lee Rothマニアらしからぬ行いをしておったのか知ら、と今さらながら。遺憾遺憾この「1984」Van Halenの象徴、Van Halen史上最大のヒット作です。

デイヴ先生在籍中のMighty Van Halenとしては、最初の「Van Halen」と最後の「1984」まさに起承転結の「起結」この2枚を聴けば1期MVHがわかる!と申し上げたい全部良いんだけどキリがないっつーか

 

 

シングルとしてリリースされず、2015年のツアーまでライヴでプレイされたこともなかった薄幸ナンバー「Drop Dead Legs」。直訳→「くたばれ足」意訳→「役立たずの脚いらね」薄幸ながら根強い人気のあるこの曲。だってエディのOPイントロがEDが。これを聴くと行ったことないラスベガスの乾いた砂漠が脳内再生されるのは一体何何なんですか。でっかいアメリカにトリップできそうな摩訶不思議モハーヴェ砂漠が。何なんですよ?たすけて

 

 

OPからアメリカの幻覚を見てもうメロメロです。リフもバッキングもラフでカジュアルで華麗。堪忍してほしい。恍惚が過ぎるデイヴ先生の歌はサビまでほぼ音程なく、いつも通りおおらかに唱えておられます‥あら不思議、唱えるって文字は唱(うた)とも読むね?華のある読経はこの人にしかできない奇跡。ミラクル読経Singerアメイジング!   

もう、好

 

 

本曲の核は1分間に渡るエンディングのギターソロ。エディは「エンディングのギターソロは、(フュージョンのギターヒーローである)アラン・ホールズワースの影響が大きい」、また「俺はジャズのように好き勝手に弾きまくった。でたらめな音もそこかしこにあるが、上手くマッチしたと思う」と語っています。KING Eddieのスロープレイをともに堪能しようではありませんか

 

 

『1984』は、2「Jump」→ 3「Panama」と続いたあとの4「top Jimmy」→5「Drop Dead Legs」の流れがどうしようもなく好き。理由なんてない。隠れた佳作「Drop Dead Legs」は36年経った今なお新しい。運転しながら春の黎明に聴きたい一曲です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

情報の多い画像ですよっと

 

 

 

 

 

 

 

 

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