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こんばんは。今日雪がチラついた東京さむ。皆さま風邪などひかれませんように
さて、タイトル通り1978年ロンドンツアー中のヴァンヘイレン一行が、オーストラリアは「カウントダウン」という番組のインタビューに応えている動画のご紹介です。こちらは探しても日本語訳がなかったので訳しました。ヴァン・ヘイレン(主にデイヴ・リー・ロスさん)の動画文字起こし職人を励行する僕。何故ならデイヴさんがかわいいですし、素人が長々能書き垂れるより、ご本人方を見た方が正確な情報が得られるからです。「百聞は一見に如かず」是成
本動画で特筆すべきはヴァンヘイレンの力関係。動画を凝視してわかることは。。嗚呼、本当はチャート表にしたいけど出来ないから文字で説明させていただこう。デイヴ先生を中心に考えますと
★デイヴ→アレックス=頼る。甘える。無意識に年上(たった2歳でも)に媚びる傾向あり。弟根性が強い甘え上手なDLR
★デイヴ→マイケル=上から目線。威張る。意識的にいじめる傾向性強。後腐れないいじりのようだ
★デイヴ→エディ=負けたくない。負かしたい。認めたくないけど認めざるを得ない。しゃらくせえわこの天才が‥
というような相関図が垣間見えます。デイヴ先生はアレックスが話している時は落ち着いて聞いている。マイケルが話し出すと苛つく。自分が気分よく話している最中にエディに割り込まれても、一瞬いらっとしますがおとなしく引く。自分がバンドの中心であるかのように振る舞っていたと思いきや、しっかりと
天・エディ
空・アレックス
地・デイヴ
底・マイク
といったヒエラルキーを自認していたようです。マイクごめんなさい、実に聡明なDLR。前置きが長くてすみません。さあ、1978年のフレッシュな4人を5分30秒でご覧いただだこう‥ちぇきら!
Van Halen - Interview 1978 London
いつも通りの色分けです
デイヴ→赤
エディ→緑
アレックス→紫
マイケル→茶
痛~い
これをソコに置いて
聞き手→さて、あなた方ヴァン・ヘイレンは多くの時間をステージの上で過ごしています。そして、どのステージも素晴らしい。その素晴らしいステージについて話してほしいんですが。アレックス?
バーやクラブで一晩につき5時間、それを一週間に5日間演奏していたから…その努力が実ったんだと思う。俺たちは毎日5時間もの間、激しいロックをプレイしっぱなしだった。だからいろいろな曲を作り上げることができたんだ
聞き手→次の質問はマイケルに。あなた方の音楽はよく変わりますが、それはなぜでしょう?元々は普通のロックなのに、6~7ヶ月後には全く新しいグラインドコアに変わるなど。こんなに概念がころころ変わるバンドに居続けられますか?
そんなにころころ変わってるなんてことないよ。まあ、誰にでもそんな気持ちはあるんじゃない。自分の中にも…その‥その‥俺たちは‥
苛
「その!その!」
全員(笑)
その!?(笑)
まあ、俺たちは70年代の全くの新しい風(勢力)だからな(shrug/肩をすくめる)
聞き手→あなた方は全員同じ学校だったのですか?
(得意気に語り始めるDLR)通ってた高校は違うけど、住んでるところはみんな同じカリフォルニアのとある町さ。でもみんなカリフォルニア出身じゃないから「イーグルス」みたいな発音はできない(笑)。そして有名になりたくて、いろんな音楽やロックバンドが集まる場所がいいと思ってロサンゼルスに行ったわけだ
聞き手→ちょっと教えてほしいんですが。カリフォルニアにも多くのバンドがある中、あなた方はどうしてレコーディング契約ができて、他よりビッグになれたんです?
あるバー(Whisky a Go Go)で無料演奏していたときに、俺たちのプロデューサー、テッド・テンプルマンとワーナー・ブラザーズの会長がバンドを見にやってきたんだ。‥テッド・テンプルマンて他に何をプロデュースしたっけ?
いろんなアーティストだ。ほら、ドゥービー・ブラザーズとかリトル・フィートなんか
そう。で、その二人は〝君たちをスカウトしたい"と(得意気)
(間髪入れずに)思わなかった。俺たちはすごいから
(笑)おいおい
(笑)ちょ、あっは!まあ、自信を持つことが一番大事だと思うよ。だって…
(デイヴの話しを遮る)普通バンドはクソほどメンバーが入れ替わる。ああ、いろんなヤツがグループを作るけど、結局誰もわからなくなるまでメンバーを変えるんだ
ああ。その通り
ずっと同じメンバーで協力しあったらいいのにな
聞き手→ビデオクリップも見させてもらいました。すごく素晴らしい。ステージ上でもそれを期待できますか?
(話し始めようとするがアレックスが口を開くとおとなしく譲るDRL)
間違いなくもっと良い、期待して。今のほうがライトも多くなってるし。もうたくさん稼いでるからね(笑)
ライトも何でもいいってもんじゃない。まあ、その‥俺たちは前進するたびに段々いろんなものが豪華になっていくというかさ
聞き手→有名になってさまざまな場所やステージに行かれたと思いますが、初めてのヨーロッパ、イギリスツアーが決まったときはどんな感じでした?
(各自リアクション)
わぁー
よっしゃー
わー
うぉぉー
(笑)
ちょ、鳥が怖がってるだろ(笑)!
イギリスの観客はみんなすごく落ち着いてるんだ。じーっと座ってプレイのあとに拍手だけ。まったく‥制御不能のアメリカのオーディエンスとは全然ちがう
聞き手→なにかコントロールするための“エサ”が必要かもしれませんね
あはははは(笑)!
いや、あれ(アメリカ)がふつうなんだ(笑)
ああ、あれが自然な反応だな。ステージの上にあがったり、何でもありだ、自然(本能)のままさ(笑)
ありのままだよ(笑)
聞き手→このあと日本に飛んでからアメリカにもどる予定ですが、オーストラリアに行ってみる企画はないですか?
行きたいよ、もう話し合いもしたしね。あとは時間とお金の問題。2月から予定がいっぱいで、それは10月…
1999年のね
そうッハ(笑)、そう、1999年10月の真ん中くらいまで続く。正直これは誰もやったことがないかなり長いツアーだ。オーストラリアにも必ず行くよ。まあ、いつになるかわからないけどね
聞き手→では。このショウに出てくれて本当にありがとう
どういたしまして
聞き手→皆さんの思う素晴らしいロックの成功を祈っています。いつか私たちオーストラリア人もヴァンヘイレンの演奏を観れたら嬉しいです
4人→オーストラリアに オーストラリアに オーストラリアに オーストラリアに!イエーイ!
スタッフ→テイク3
こちらはエドワード・ヴァンヘイレン。カウントダウンを見てるかい?
スタッフ→テイク5
ヘイ、ヴァンヘイレンのマイケル・アンソニーだよ!もうカウントダウンの一員になったか?
おばあちゃんたち→はい!オーストラリア!
あう~おぅ~…
おばあちゃん→そういえば…これなんの撮影?
僕たちはヴァンヘイレンというロック・グループで…
おばあちゃん→そうなんだ…
Van Halen の David Lee Rothだよ!オーストラリア諸君!デイヴ船長に続け!
スタッフ→テイク7
やあ、みんな!ヴァンヘイレンのアレックスだ。これだけは覚えてね、君の人生は損するよ、もし‥あっ‥あはははは(笑)‥ねえ、番組の名前は何だった(笑)?
メンバー→ギャハハ(爆)ヤベエな!マジか
スタッフ→カウントダウンです!
カウントダウンね(笑)はあはあ
スタッフ→テイク7!
ヘーイ、みんな!ヴァンヘイレンのアレックスだ!これだけ覚えてね。カウントダウンなしの人生は損するよ!‥もう降りていい?この体勢は超疲れるハアハア‥落ちそう、ゼーハー笑
アレックスがキュート。エディは自由且つ気難し屋っぽい。デイヴはしゃべりだしたら止まらないし、マイクは遠慮がち笑。初期から4人のパワーバランスは決定していたようです。さほど加工や局の意向もなく自然な感じで話す4人。42年前の映像ですが、僕にとっては真新しく新鮮なVan Halenを知ることが出来た5分30秒でした。
ハイ!デイヴ!10月10日ハッピーバースデイ押すなよ?絶対押すなよ?
お約束です。言わんこっちゃない‥でも楽しそう。アレックスが爆笑
ありがとうございました