I'm The One / Van Halen | 日々是Van Halen

日々是Van Halen

第1期Van Halen主にDavid Lee Roth氏考察

 

 

 

I'm the one the one you love Come on baby, show your love Hey, give it to me/「I'm The One」  

おまえはオレのもんだ  おいでベイビー、愛を見せてくれ なあ、それをオレにくれるだろ


 

こんばんは。今夜はVan Halenの1stアルバム「Van Halen(炎の導火線)」 の中から「I'm The One」をご一緒に。デビューアルバムでこんなの引っ提げて新人としてデビューしたらまわりはさぞやざわついたと想像に難くない。1stでこの貫禄かよと。最初から最後まで炸裂するエディのギターとデイヴ先生の絶叫が疾走ノンストップの鳥肌ものです。キレキレのドライブ&グルーヴは息もつけないスピード感。もちろんリズムチームも素晴らしい仕事をされておられる。ベースもこれ全部指で弾いてるわけでマイクさんの指先は鉄板でも入ってるのか。また兄貴のドラミングが速い‥6年後の「Hot for teacher」で更に進化するあのドラムセットを叩き壊しかねない狂気が垣間見える。ていうかどうやって叩いてるの?生で見てみたかった。

 

 

ぼくが知ってる中でデイヴ先生が一番吼えているナンバーだと思います。「Hey!」のところは律儀に全て「ハァァーーーーイッ!」と小学生の手を挙げてるような元気いっぱいのシャウト(吼え声)これは‥この御方デイヴ先生にしか吼え歌えないですホントに

 

 

「アッーーーーーーーーオゥ!アワワワワワワワワワワワッ!」「アオゥッ!」「オゥライッ」「アアア~イェアーーー!」「アァ~ッハ」等々多岐にわたる吼え声&絶叫。それらにまじり時折聴こえるデイヴ先生の歌声が非常に上手く聴こえるのはあれですね、吊り橋効果やゲシュタルト崩壊に通じる何か


 

ギターの難しいことはド素人の自分には不可解ですが、エディが音を重ねていないことはわかります。レコードの音をそのままライブで出せるっていう、オリジナルメンバーの4人でこの音を自在に創り出せるというのはすごい強みです。この人の頭の中を見てみたい。常にこんなサウンドが頭に渦巻いているとしたら彼の心安らぐときはあったんだろうかと。こんな難解なフレーズをいとも簡単に笑顔で弾く姿は正にカリスマ。ぼくの持論として「才能ある人は変な奴」であり、一芸に突出すればその他が劣るのは道理からして当たり前であり、したがって音の表現者として一流であるならばエディは変人でいい。よく人間性を中傷されているエディですが、これだけ一極集中してたらいろいろ壊れていてもしょうがない。というかむしろ天才の証ですよね

 

 

無から何かを表現するのは凡人には出来ないのです。表現する「何か」はある時は「絵」であったり「文学」だったりする。たまたまエドワート・ヴァン・ヘイレンはギターを使った「ハードロック」で天才の名を恣にした。。。

 

 

ブロガーさん(YouTuberさんでもある)でこの「I'm The One」をギターコピーされている方がいて上手くてすごいと思いました。こんなに速い曲なのに。よほど腕に自信があるのですね。エディファンがこれをギターで弾けたら本望、本当に脱帽です。僕はデイヴ贔屓ですがデイヴ先生のように吼えろ!と言われてもムリですもんコピーできませんもん。そんな「I'm The One」を


46秒、1分59秒「ハァァーーーーイッ!」小学生の元気なお返事

1分21秒、最初の超絶ギターソロ

1分38秒「アッーーーーーーーーオゥ!アワワワワワワワワワワワッ!」

2分33秒、2度目の疾走ギターソロ

2分50秒「バップバダ、シューベードゥーベドゥーベドゥーワウ♪」

3分08秒、エディの神リフ

 

 



つらつら書きましたが結論は

「Van Halen好き!」

って云えば一番伝わりますか。ご訪問ありがとうございました